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カードファイト!!ヴァンガードG ネクステージジェネレーション
Turn:16 まだ見ぬ力
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となく武者震いするタイガだった
やがて設備の案内を終えると大会の行われるホールへとやってきた
メグミとハジメは併設された観客席でその様子を見ていた
「頑張んなさいよー!」
「おい!あれマコトさんじゃねえか?」
メグミがタイガに声援を送っているとハジメが別の場所に立つマコトの存在に気付いた
「本当だ………マコ姉も出るんだ」
「おい、まさかほかのメンバーまで来てねえよな、ユウカさんとか居たらシャレにならねえぞ」
ハジメの言葉を聞いて一人ひとり参加者を見渡すメグミ
「ふぅ、大丈夫、来てるのはマコ姉だけみたい」
額を腕で拭って安心するメグミ
普段店を手伝っている影響かこういった人混みの中で特定の人物を探すといった行為は得意だった
安心して椅子に寄りかかっていると照明が消えテラスのような場所に立つ男性にスポットライトが当てられる
「本日はユナイテッドサンクチュアリ支部主催ヴァンガードトーナメントへようこそ!」
手を広げ出場者たちにアピールする男性
彼の声と共に参加者たちが一斉に拍手を送った
「本日の進行役を任されました明日川タイヨウです、大会である以上、もちろん勝つことも大切ですが、持てるすべて出し切って、ヴァンガードを精一杯楽しんでいってください」
その言葉と共に再度照明がついてあちこちにファイトテーブルが出現した
「みなさん、ぜひともいいファイトを、それでは………ファイトスタート!」
タイヨウの掛け声とともに参加者たちが一斉にファイトを始める
「スタンドアップ!ヴァンガード!」
バトルシスター ふろまーじゅが銃器を乱射してくる
それをかいくぐって突っ込んでいくクロノファング・タイガー
別のテーブルではマコトが勝利していた
時空竜クロノスコマンド・ドラゴンの攻撃が決まりヴァンガードだった神託の守護天使レミエル以外のユニットが時空の穴に吸い込まれていく
別の試合では対戦相手の黙殺の騎士 ギルヴァエースに苦しめられていたが
「(俺はもっと強くなるんだ………ここで勝ち上がって、もう一度あいつと戦う)」
かつてミライに敗れ実力の違いを思い知らされた
もう一度戦い今度こそは勝つ、それを目標に今まで頑張ってきたのだ
そしてそれは今も変わらない、だからこそ
「こんなところで負けてられるかー!」
時空竜バインドタイム・ドラゴンの攻撃にギルヴァエースの体が飲み込まれる
「何とかここまでは順調に勝ち残ってきているな」
支部からほど近い場所にあるファーストフード店で昼食をとるタイガ達
「もっと上に行くって言ってたのはお前だろ、こんなところで躓いていられるか」
「けど、このまま勝ち進んでいくといずれマコ姉と戦うことになる」
組み合わせ票を見ながら深刻な表情で話すメグミ
「マコ姉のデッキは、あんたが今まで見
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