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グランバニアは概ね平和……(リュカ伝その3.5えくすとらバージョン)
第66話:結果的に失敗。結果が出るまでは失敗だと思わない。
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「い、いえ……その様なセンスの無い名前ではなく、これはガンツァーと言いまして……」
「黙れ、名前なんて如何でも良いんだよ! 貴様……これの作り方を誰に聞いた?」
おや? 陛下はこの武器がどの様な物なのかを存じ上げてるみたいだ。

しかもウィンチェストが作った物じゃないと確信している。
ふむ……って事は、ウルフ君がウィンチェストに入れ知恵したんだなぁ。
それ以外考えられない。

「お言葉ですが陛下……このガンツァーは、私が考案し開発した兵器です。誰かに作り方を聞いたなど……」
ウィンチェストは何時もの人を馬鹿にした口調で陛下に話しかけてたが、大魔王ですら逃げ出しそうな陛下の形相を見て言葉を止めた。

「お前にこれが作り出せる訳ねーだろ! 自分の事も理解できない大馬鹿が!」
やっぱり陛下もウィンチェストの事を、その様に評価してたんだね。
陛下はこの武器をお気に召してないみたいだし、そんな不愉快な物を作り出した人物と共に、解雇してくれないかなぁ……

「レクルト!」
「は、はいぃぃぃ!!」
な、何ですか!? 突然怒鳴るように呼ばれましたけども……何かしましたか僕!?

「今すぐウルフを呼んでこい!」
「はいぃぃぃぃ!! 直ちに呼んで参りますぅぅぅ!!!」
何か拙い! 絶対に拙い!

兎も角逆らっちゃダメだ。
僕は今すぐウルフ君を呼びに行かなきゃダメなんだ!
だから猛ダッシュで部屋を飛び出した。

そしてウルフ君が仕事してる、宰相兼国務大臣執務室へ……

レクルトSIDE END




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