天下分け目の前
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り、この母艦を知って欲しくはないのでな)」
地球連邦にある母艦とは、比べ物にならない性能だからな…。
「成程、やはり我々はイノベイターではなかったか」
「ブリング?!」
「漠然と感じてはいた。それが確信に変わっただけだ驚きはない。
それよりも、俺の質問の答えは」
「(我々が作り上げた、知能を持つ機械が沢山あるのでな。我々はスタンドアローンに近い)」
「わかった。今後はどう動けばいい?」
「それについては、私も聞かせていただきたい」
「生成チャンバー自体に、君たちの情報を登録しておく。
それと脳量子波の干渉を遮断する、ヘルメット等も提供しよう」
「「了解」」
月(ルナ)宙域の戦闘が間も無く開始される事となる。
反乱軍の長はハーキュリー大佐にお任せした。
副官はカティ・マネキン大佐。
現場指揮官 総監督はセルゲイ・スミルノフ大佐とした。
地上ではカタロンが、沙慈の作ったロボ。タートルにより彼らの行動を支援している。
タートルは背に、物資を積み込む事が可能で、展開された装甲は壁としても機能させることができる。
完成したときは、鼻高々にこれで人々を守ることができる!と喜んでいた。
タチハロは……一機を解体し色々議論していた。好奇心旺盛すぎて困る。
そして、反乱軍としての声明を出すために
またもジャックする事になった。勿論演説するのは、軍の人気が高いハーキュリー大佐である。
「ここにいる、全兵士。地球に住む、全市民の方々に報告する。
わたしは、元、地球連邦軍情報作戦室所属、ハング・ハーキュリー大佐
わたしは、同志たちと共に、アロウズを断罪するため立ち上がった。
わたしたちの目的は、ただ1つ。
連邦政府直轄組織、独立治安維持部隊『アロウズ』の蛮行を世に知らしめ、その是非を世論に問うためである。
反政府勢力を排除する名目で彼らが、数百万規模の虐殺を行っている事実を、あなたはご存知か…!?
中東再編のため、罪もない多くの人々が殺されたことをご存知か?
そう、あなた方は、連邦政府の情報統制によって、偽りの平和を与えられ、知らぬ間に独裁という社会構造に取り込まれているのだ!
この事実を世に知らしめ、その是非を問う!
憎んでいただいて構わない。のちに罰があるなら、それも受けよう。
だが、これだけは断言する…!
我々は、連邦市民の利益と安全を守る軍人であり、正当性が政治に保証されるからこそ、軍隊として存在できるのである!
故に、正当性なき政治、間違った軍隊を正すこともまた、我々軍人、市民の使命なのである!」
「我々、反連邦軍はFFと合流した。そして悪戯に血を流す事を良しとし
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