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009「妖精さん、豚のリア充さに嫉妬せり」
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夢中になった、変態集団200匹がクーデターを起こして、ペロペロ党を結成したブヒィ。
お嫁さんの半分を持ち逃げして、近くの洞窟に拠点を構えて、もう戦争寸前ブヒィー。
幸いエルフィンちゃんの持ち逃げを阻止できて、助かったブヒィー。
やっぱりお嫁さんにするなら、エルフ娘が一番だと思うブヒィ。
何時までも若くて、病気になり辛くて健康ブヒィー」

『エロい事しか考えてないだとっ……!?』
『妖精さん、こいつら一度に何匹くらい生まれるか聞いてくれ』

さすがのシルバーも、尋問するのが嫌になってきたが、圧倒的物量を覆すために必要な行為だと割り切る事にした。

「お、お前らは、女性とエッチィ事すると、一度に何匹産まれるんだ?」

「孕ませてから、一か月くらいで5〜10匹ほど同胞が産まれるブヒィ。
お嬢ちゃんも、俺の子供を孕んでくれるブヒィ?
子供はたくさん居た方が、群れが繁栄して良いブヒィー」

『下半身に、脳みそが生えているような生物だなwww』
『ダメだこいつ、エロい事しか考えてない』
『増えすぎだろ……人類よりチートしゅぎる……』

「……ど、どうやって、食料を確保しているんだ?
そんなに短期間に増えたら、群れが自滅しないか?」

「イーモっていう簡単に生えてくる芋があるブヒィ。
適当に地面に、イーモの枝を刺すと、一か月後には作物がなっているブヒィ。
だから俺たちは、森中に、枝を刺して、適当に育った作物だけ収穫すれば生活できるブヒィ。
これが本当の贅沢という奴に違いないブヒィー」

『ちょwwwwwなにそのチート植物wwww』
『森で作物を育てたら、野生動物が食べるだろwwwwありえんwww』
『いや、アフリカ大陸にも、似たような芋があったような……?』

「これがイーモブヒィ。食べるブヒィ?
美味しいブヒィ」

豚人間が、近くに実っていた紫色の芋を掴みとり、それを天高く掲げた。
大きな大きな芋だ。ボリュームたっぷりで美味しそう。

(……森の中に、食べ物がたくさんあるのか。
なるほど、豚人間が大量繁殖するのに向いている土地なんだな、ここ)

「降りてきて、一緒にイーモを食べるブヒィ。
お互いに食事して、分かり合うブヒィ。
争いは悲劇しか産まないブヒィー。
お嬢ちゃんもそう思うブヒィ?」

豚人間は、人懐っこい顔になって、イモを食べるように催促してくる。
だが、森の中に入ったら、シルバーはその機動性を発揮できない。
わざわざ、自分から不利な場所へと行くはずがなかった。

『ちょい待て、これは孔明の罠だ、妖精さん』
『きっと、毒入ってるぞ。
森に植えても、野生動物に荒らされずに収穫できるって事は……豚人間以外には猛毒なんじゃね?』

「……おい、それ、毒だった
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