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008「妖精さん、手榴弾を購入せり」
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君も死ぬぞ!妖精さん!』
『逃げろぉー!』

(ちょ、おま、それを先に言えよっー!)

逃げる暇もなく、手榴弾が破裂した。内部にある爆発物が引火し、大量の金属片を周りにばらまく。
豚人間達の肉体を、破片が切り裂いて、ボロ雑巾にクラスチェンジさせる。
幸い、空に浮いているシルバーの所には、破片は届かなかった。

『たった一撃wwww』
『手榴弾の広範囲攻撃やべぇぇぇぇぇ!!』

「コスパが良すぎるだろ……銃弾より、手榴弾の方が良いかもしれない」

『不良品と巡り合ったら、安全ピン抜いた瞬間に妖精さん死ぬ訳だが?』

「それを恐れたら、中古品なんて使えん。
中古の銃だって、暴発する可能性がある訳だし……お金少ないし……」 

『貧乏は辛いよ』
『豚は全滅したか?』
『いや、2匹生き残ってるぞ』
『怪我して動けない豚は、ただの豚だ。死んだ豚は焼き豚だ』

豚は2匹生き残っていた。
手足に怪我を負ったせいで動けない。
しかし、豚がいる場所は木々育った森の中。
シルバーの背中の羽が、枝に引っかかる可能性があるから、距離を取ったまま尋問するしかなかった。

「お前らに聞きたい事がある!」

『豚と美少年。これは良い、コミケに出したら売れる!』
『尋問って、色んな幅広い知識がいる分野なんだが……妖精さんに出来るのか?』

「ブヒィッー!命だけは助けて欲しいブヒィー!」
「ブヒィー!可愛すぎる女の子ブヒィー!
こっちに降りてきたら、天国に逝かせてあげるブヒィー!
もちろん、性的な意味ブヒィー!」

『こっちの豚は、こんな状況になってもエロ豚な件』
『俺も、自分に正直に生きたい……』
『これだけ前向きだと、人生、楽になるだろうなぁ……』

(尋問するなら、1匹だけで良いから……こっちのエロ豚は殺しても良いよな?)

セクハラトークを連発する豚人間にめがけて、シルバーは自動拳銃を向けた。
障害物はたくさんあるが、相手は動けない上に、投石もできない豚だ。
時間を少しかけて、木々の隙間を見つけ出し、そこから銃撃する。

「ブヒヒヒッ!女の子はズボンより、スカートが一番ブヒィー!
小さな胸でも気にする必要はないブヒィー!
俺はチッパイでも、愛せ――」

豚は死んだ。頭の穴が一つ増えている。

『どっちが悪党なのか分からない件』
『抵抗できない相手を虐殺するなんて、まじ外道ww』

「そこの豚っ!
俺の質問に答えないと、この相棒みたいになるぞ!」

そのシルバーの声に、唯一、生き残った豚は恐怖に震えた。
一方的に狩られる側だと、理解したようだ。

「な、何でも話すブヒィー!
だから、俺の命と、出来ればお嬢さんの処女を欲しいブヒィー!
一目見た時から、合
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