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夢値とあれと遊戯王 太陽は絶交日和
レベル6中編 復讐のオンリー・ストーカー
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ラー》に、レベル4の《ソハヤ》をチューニング。レベル5、《ソハヤ》をシンクロ召喚します」

ソハヤ 守2000

「同じモンスターを特殊召喚だと!?」
「シンクロ召喚も特殊召喚。よって、相手のフィールドの《龍大神》とぼくのフィールドの《ライブラリアン》の効果が同時に発動します。ぼくはエクストラデッキの《Ω》を墓地に送り、カードを1枚ドローします」
「同じモンスターをまた出した……」
 樢はその状況にかなり見覚えがあった。
「ぼくは墓地の《ソハヤ》を対象に墓地の《Ω》の効果を発動します。この2枚をデッキに戻します。そしてもう1枚の《Ω》の効果で、墓地の《Ω》と《手札断殺(てふだだんさつ)》をデッキに戻します」
「……ねぇ、ダード」
 樢はダードの背中を叩いた。
「なんだよ?」
「あの《Ω》?だっけ?あのカードの効果で、《ソハヤ》ってカードを何回も出せるとか、そんな感じ?」
「あぁ」
 ダードは首肯した。
「《ソハヤ》のレベルを下げて《スティーラー》を出して、《龍大神》の効果でエクストラデッキの《Ω》を墓地に送ります。《ソハヤ》と《スティーラー》で《ソハヤ》をシンクロ召喚して、《龍大神》と《ライブラリアン》の効果で、エクストラデッキの《Ω》を墓地に送り1枚ドローします。そして《Ω》2枚の効果を発動して、《Ω》2枚と《ソハヤ》と《ギブ&テイク》をデッキに戻します」
「……フィールドに《ソハヤ》、墓地に《スティーラー》という状態にすることで、《ソハヤ》と《スティーラー》をシンクロさせて新たな《ソハヤ》を出すことが出来る」
 ダードは夢値のフィールドを見ながら解説を続けた。
「普通こんなことはエクストラデッキにある《ソハヤ》の数しか出来ないし、そもそもする意味が無い。だが、《Ω》の墓地にあるカードをデッキに戻す効果を《龍大神》で無理矢理起動することで、何回でも《ソハヤ》をシンクロ召喚することが出来るようになっている。そこに、シンクロ召喚する度に1枚ドロー出来る《ライブラリアン》を加えたわけだ。これによって、何枚でもカードをドローすることが……更に言うなら《Ω》の効果で墓地のカードをデッキに戻せば……デッキと墓地のカードを全て手札に加えることが出来るようになる」
「な、成る程」
「ループ1回毎に、《龍大神》で墓地に送られる《Ω》の枚数は、《スティーラー》特殊召喚時と《ソハヤ》シンクロ召喚時の2枚。内1枚を墓地の《ソハヤ》の回収に充てるとして、残った1枚は自由だ。今は、自分の墓地の使ったカードをデッキに戻している」
「でも、墓地のカードが無くなったら、その自由って言った1枚はどうするの?」
「それなら余った《Ω》を墓地に置いといて、もう1回同じことをしてまた1枚余った《Ω》と一緒にデッキに戻せばいいんだよ。具体的な方法は面倒臭い
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