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ヨハンだがこんな状況を覆す
中東に現れる光柱
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  ラグランジュ3 資源衛星の一つ

そこにCBの施設があり、プトレマイオス2は停泊した。


 「よお!待っとったっぞお前ら」

先に宇宙に上がっていたイアンが一行を出迎える。

 「ママっ!ただいまですぅ!」

ミレイナは、若い女性に駆け寄り抱き着く。

 「ふふっ、ミレイナ元気にしてた?」

 「もちろんですぅ」

 どうやら、ミレイナのママらしい。

 「今、ママって言わなかった?」

 「ああ、言った」

 「そうかぁ、会うのが始めてのやつもいたなぁ、わしの嫁だ」

 「リンダ・ヴァスティです」

その言葉に唖然とするマイスターたち。
 「わ、若い、犯罪ですよ」

 「どういう意味だ…!?」

 イアンはロ○コンの嫌疑が掛かってしまった。

リーサはじゃれ合いだと思ったらしく
 「冗談はそれぐらいにして」

 「何だよ冗談って!?」

イアンはツッコムがリーサは取り合わず。

 「トレミーとガンダムの補給と改修を急いでもらえる?」

 「な?何があった?」

 「この宙域に、アロウズが展開しています」

 「ここのカモフラージュは完璧だと思うが…わかった」

そう、カモフラージュは素晴らしいが穴はある。

 「ですが…補給と整備には、最短で5日を要します」

 「あなたは?」

そう、新たなメンバーであるこの女性。

 「見かけない顔だな」
 
 「はじめまして、活動再開と同時にソレスタルビーイングにスカウトされた、アニュー・リターナーです」

 「スカウト?」

 「一体誰が?」

基本的に秘匿された組織。ルートは限られている。

 「王留美に紹介されてなぁ」

その人物の名に、各々顔が曇る。名前を告げたイアンも苦笑いだ。
 「あ、アニューはすごいぞぉ。宇宙物理学、モビルスーツ工学、再生治療の権威で、操船技術や料理に長け、おまけに美人だ
 どうだ、中々の逸材だろう?」

 「あ…よろしくお願いします」

イノベイドである彼女。
速めに対処をしなければ手痛い一撃を貰ってしまう。

――――――――――――――――――――――――


 地上の中東カタロン支部

伝令役がバイクで到着した。

 「池田からの暗号文だ!スイール王国が会談に応じたらしい!」

この池田、沙慈の姉の上司だった男である。アロウズの蛮行という真実を前に、彼はカタロンに所属する様になったのだ。

 「そうか、やってくれたか…!」

クラウスは支部長に指揮を任され、支部長は会談へ向かった。

 マリナとシーリンはどうすればいいか考えていたが、如何せん教材がない。
そして、この支部には孤児等も
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