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ヨハンだがこんな状況を覆す
GUNDAM04
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「簡単にいえば変わり身よぉ〜、兄貴のおかげで俺らは抜け出したってわけさ随分前に」

 「抜け出したとはどういう事だ」

 「まず、トリニティは計画を乗っ取るために生み出された存在です」

 「「「!!!」」」

 「そして、そろそろ乗っ取りを企む者たちに抹殺されるでしょう。あ、ちなみにここは完全な隔絶空間にさっきしときました。
 外部に情報は流れません。さて話を戻すと…」

 「計画の乗っ取りはわかった。だが誰がそんなことを」

 「身に覚えがあるでしょう。ヴェーダの件で」

俺の一言に皆さん、しかもティエリアさんが動揺しているようだ。

 「何故そのことを知っている!」

 「分かっていたから…ですかね。相手は監視者ですし、我々を生み出したのもね」

さて、そろそろいいかな。

 「ネーナ、呼んできてくれ」

 「は〜い」

 「一体なにを?!」
スメラギさんは慌てた様子だったが、人物をつれてくるだけだと言いとどまってくれた。
そして現れたのは、

 「エイミー!!」 「お兄ちゃん!!」 「エイフマン教授!」 「まさか、クジョウ君がかかわっていたとは」


 「俺達が助けたんだぜ!この点でもう地上の奴と違うのがわかっただろ?」

 「エイフ爺、驚いてるけどうれしそうね」

 
まぁ再会を喜んでくれたのはなんか達成感を覚えるな。

 「さて、あとはGNドライブですかね」

その言葉にクルーの人達の目つきが変わる。

 「言ってみれば簡単、乗っ取りを考えていた監視者は木製探査船を調べにいき、そこである程度の情報を持っていたHAROからデータを持ち帰っただけです」

 「何故ヴェーダはそれを報告しなかったんだ。トリニティの機体もだ」

 「ヴェーダはある種許容したのでしょう。多少曲がろうがね」


 「お前たちは…お前たちはガンダムを持っているのか」

 「はい、持ってますよ」

 (予想通りの質問だな)
そうだな、彼らの象徴でもあるからな。

 「それを何に使う。」 「今、言ってわかるかどうか分かりませんが、自身の証明ですかね」

 「証明?」

 「えぇ、では我々は戻ります。あぁスメラギさん?クジョウさん?どちらのほうが…」

 「好きにしていいわ」

 「ではクジョウさん、これを」

 「これは?」 「通信機です。我々は独自の通信網なので」

 
 「じゃあね!お兄ちゃん」

 「壮健でな」






 「行ったみたいね…」 「エイミー…」

 「ミス・スメラギ」

 「えぇ、みんなバックアップのネットワークを構築しといて頂戴。
 それと今回の事は他言無用よ」

 「「了解」」

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