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ウルトラマンダイナ
影の導き
影の導き-2
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真姫(ここなら誰もいないわね……)


真姫は辺りに人がいないことを確認し、リーフラッシャーを取り出す



真姫(1度勝った相手に負けるわけ無い?)



リーフラッシャーを脇に構え振り上げようとしたとき







?「真姫ちゃん」

真姫「!?」ザッ



何者かに背後から声をかけられリーフラッシャーを背中に隠しながら慌てて振り向く



?「こんな所におったら危ないよ?」

真姫「希?何で貴女がここにいるの」



真姫に声をかけた人物、それは東條希だった



希「避難しとったら人混みから外れる真姫ちゃん見かけたんよ、だから気になって追っかけて来たんや」

真姫「………(マズイ、このままじゃ変身できない)」

希「真姫ちゃんはここで何してるん?」

真姫「え?いや、その……」



ゴシャァァァァン





真姫「?」

希「ダイナ…来てくれへんね」

真姫「……そうね…」

希「なんてな」

真姫「え?」



真姫は希に自分の正体を明かすか迷っていた、しかし希の口から放たれた言葉に衝撃を受ける



希「ほな、ちょっと行ってくるわ」



いつもの明るい口調ではなく、意味ありげな…何か裏があるときの彼女の口調でそう言った後希は右手を空に掲げた




真姫「のぞ…」



ギュィィィィィン



真姫が希の名を呼ぶよりも早く、希の右手から鈍い光が放たれ彼女を包む


真姫「まさか……嘘でしょ?」




その鈍い光は上空へと伸び、光の柱となる











柳「なんだ?あの光」

柳瀬「……ダイナ?」








突如街に現れた光の柱から、なんとウルトラマンダイナが姿を現した









スッ
ダイナ?「シェァァァア?」

ダイナは両腕を前後に半円を描くように広げ構える





真姫「そんな……どうして希が?」

ダイナ『あれは…いやまさか……』





ブラックキング「グォガァァァア?」




構えたダイナにブラックキングが向かっていく




ダイナ?「フン」



ブラックキングの突進を最小限の動きで身体を回転させ避け、その勢いをそのままブラックキングの背中に後ろ回し蹴りを入れる


ブラックキング「グォォッ」ドスン


ブラックキングはそのまま前に倒れる


ダイナ?「ハッハッハッハッ……シェァァァア?」


その後、ダイナは倒れたブラックキン
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