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影の導き
影の導き-1

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その日、真姫は家の近所の河川敷を走っていた



真姫「ハッ…ハッ…ハッ…」タッタッタッ


練習は休みである


真姫「ハッ…ハッ……ハァー…少し休憩しよ」


真姫は走るのをやめ、土手に腰を下ろした




真姫(たまにはこうのんびりするのも良いものよね)




川辺では子供たちが遊び、近くにはその母親達であろう女性が世間話をしている





真姫「……」



真姫は平和な空気に顔を綻ばせ空を仰ぐ





ブォォォン



真姫「……ん?何あれ?」



そんな平和な町の上空に何やら怪しい影が現れた











〜G.I.A本部〜


オペレーター「隊長?エリアG7上空にワームホール出現?」

隊長「何?詳しい情報を」

オペレーター「まだ動きはありませんが周辺の市民には避難指示を出しました」

隊長「よし分かった?各員エスペガラディアで出動?警戒に当たれ?」

隊員「ラジャー?」



G.I.A隊員達はそれぞれ搭乗口にむかう




弓村「もう…何でいつも秋葉なのよ」

柳「まぁそういうな、行くぞ」

弓村「はい、副隊長」















〜河川敷〜


「あれは何?」
「皆?こっちに来なさい?」
「こわいよー」



怯える子供達を母親達がなだめる




真姫(嫌な予感がする……)








グワァン



真姫「えっ…?」




上空の影が一瞬青白く光ると1つの塊が地上に落ちてきた






ゴォォォォン?

ブラックキング「グォガァァァア?」





地上に落ちてきた塊はブラックキングだった







弓村「あれはブラックキング!?どうして…ダイナに倒されたはずじゃ?」

柳「考えるのは後だ?総員攻撃開始?」

弓村「α号ラジャー?」

柳瀬「γラジャー」




G.I.Aのメンバーがそれぞれエスペガラディアα、β、γ号で攻撃を仕掛ける




ビーーー?
ジーーー?


ブラックキング「グォォン」カキンカキン


弓村「そんな?」





撃たれたレーザーはブラックキングの周りの見えないシールドによって弾かれてしまった






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