暁 〜小説投稿サイト〜
艦娘達と少し頼りない提督
着任〜艦隊合同作戦
鎮守府内スパイ狩り!後編
[1/2]

[8]前話 前書き [1] 最後 [2]次話
昨日だけでも20人ものスパイが見つかり全員刑務所に送られ厳しい裁判の後に島流しの刑に処されることになったらしい。まぁ鎮守府でスパイ工作しようとしたのだから仕方がない。
「昨日でスパイを全員捕まえたから今日はスパイ狩りは無し、後お前らに紹介する人がいる。」
「提督が呼ぶ人達にはさんざん驚きましたから、もう驚く訳がないデース?」
「それでは入ってください。」
ドアか開き外から陸軍の服を着た50代位の男性が入ってきた。
「君達かね、スパイを捕まえる手伝いをしてくれたのかね?心から感謝するよ。」
この人が言った言葉は、やさしく言っているつもりだろうが、威圧感が物凄い。驚かないと言っていたが次の司令官の発言で私達は驚いた
「父さん、やっぱり吹雪達が緊張してるじゃんさ、昨日の電話であれだけ優しく言って上げてって言ったのにさ」
「これでも、優しく話しかけたんだがな逆に緊張させてしまったかな。」
「え、司令官今何て言いましたか?」
「父さんって言ったぞ」
「済まない、自己紹介がまだだったな私は陸軍元帥をしている宮本敬一だ宜しく頼む。」 
「雰囲気が重々しいと思ったら提督のお父様だったからかしらね。それなら理由が分かったわ。」
「えっ、俺も雰囲気悪いの?」
「良い雰囲気ではないわね。」
「結構、悲しいなそれ。」
「で、父さん要件を伝えて貰いたい軍のお偉いさんがこんな所に来たんだから重大な事ですよね。」
「そうだ、前足に関する新しい情報を伝えよう。」
「新しい情報とは何かしら?」
「前足の後ろにはかなり面倒臭い奴が糸を引いていることが分かった。」
「その黒幕は誰なのデース?」
「この地域一体の資源や資材その他の情報を管理する、"丸海生活資源管理局"の局長だ。」
「それはまた面倒臭い奴が黒幕ね。」
「だが、コイツは軍の資材をも好き勝手出来るから、スパイを送ろうとすればすぐに送ってこれる。」
「しかも最近、黒い噂をよく耳に挟みますね。」
丸海生活資源管理局は最近設立したが他の会社を恐るべき速さで越して行き最終的には、国半分の資源を管理するほどの大企業になっていて、ほとんどの鎮守府はこの管理局から資源を取り寄せている。
「それにしてもどうやってこんな量の情報をてに入れたんだ?」
「それは、お前の仕事仲間が手伝ってくれたからだよ。皆良い働きをしているから、すぐに集まったよ。」
「そう、ありがとう。」
「じゃあ、私は任務を終えたから鳳翔のお店に行ってくるから、後はごゆっくり。」
宮本さんはそう言い司令室を出ていった。最初は怖そうな人だと思ったが、話をするにつれどんどんフリーダムになっていくことに違和感を感じた。
「さて、どうするもんか。」
「やはり、もう少し待ちましょうよ。」
「そうデース、焦っては元も子もないヨ。」

[8]前話 前書き [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ