暁 〜小説投稿サイト〜
英雄伝説〜光と闇の軌跡〜(碧篇)
外伝〜タングラム門の警備隊演習の参加要請〜後編
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は、昔から世話になっててな。俺は、あの2人の結婚の仲立ちをしたくらいなんだぞ。」

「けっ…………!!!」

「結婚…………!?」

「ソーニャ副司令と、セルゲイ課長がっ!?」

「へ〜、意外な事実ね。」

「あの人、結婚していたんですか……とてもそうには見えませんでしたが。」

(あら、それは初耳ね………)

そしてダグラスの口から出た予想外の言葉にロイド、エリィ、ノエルは大声で驚き、エルファティシアは意外そうな表情をし、、リィンは驚きの表情で呟き、ルファディエルは意外そうな表情をし

「おいおいおい、いきなり衝撃的な事実をぶっちゃけやがって……!」

ランディは溜息を吐いた。

「……な、なんだ。お前ら知らなかったのか?まあ、5年くらい前に別れちまったんだがな。セルゲイ先輩の左遷や、ソーニャ先輩の昇進とかが、色々重なったからなぁ……」

ロイド達の反応を見たダグラスは戸惑った後答え

「フフ、なるほどね。大人の男と女ならではのドラマがあったみたいだね。」

「へぇぇぇ……あのソーニャ副司令が……」

「確かになんとな〜く怪しいとは思ってたが…………なんつーか、謎が一つ解けた感じだな♪」

ダグラスの話を聞いたワジは静かな笑みを浮かべ、ノエルは驚きの表情で呟き、ランディは考え込んだ後笑顔になった。

「ちょ、ちょっとみんな……面白がるのはやめとけって。」

(わ、私もちょっと気になるけど……)

ワジ達の反応を見たロイドは制止し、エリィは苦笑していた。

「……しまった。うっかり口を滑らせちまったか。と、とにかく。この件に関してはあまりペラペラと他言しないようにな。コホン、とりあえず……演習の件に関してはご苦労だった。また何かあったらよろしく頼むぞ。」

「は、はい。ご連絡をお待ちしてます。」

その後ロイド達は他の支援要請を受ける為にタングラム門を去って行った………………
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