暁 〜小説投稿サイト〜
戦姫絶唱シンフォギア〜海神の槍〜
EPISODE9.答え無き虚構の空
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美冷。」
「そうだね。翼さんとも、いろいろ話したいし。」
「いいのか?私なんかで。私は私生活なんて考えたことがなかったからつまらないぞ?」
「翼さん、こういうのは一緒にいる事が大事なんですよ。」
「そうなのか?ならば私も参加しよう。時間は何時だ?」
「すみません、突発的に考えたことなのでしっかり決めていませんでした。今から未来も誘うので一回帰って大丈夫ですか?後で時間は教えます。」
「おっ、友達とは仲直り出来たのか?」
「はい、おかげさまで!それではッ!」
響はダッシュで出て行った。
「慌ただしい奴だな、立花は。」
「それには同感だ。まあ、夜まで時間はまだある。お前さんの復帰パーティーとでも行こうか。」
キョウヤは提案する。
「い、いきなりどうした!」
「いや、二年前の事でお前にだけ話したい事がある。その口実だ。察してくれよ。」
キョウヤは小声で翼にそう言う。
「なんだ。それならそうと言ってくれ。いいだろう。それで、どこへ行くのだ?」
「実はな、大事な話をするのにぴったりなレストランを発見してな、そこに行こうと思うんだ。」
「ほう、そこまでの所なのか?まあ、タカナリのセンスが解るからいいだろう。」
「よし、今から行くか。」
「おっ、おい。予約とかはどうなっている!」
「何を言っている。既にしていなかったらこんな話しないよ、俺は。」
キョウヤは翼の手を引っ張り動く。
「それじゃあ、夜には帰るから。行ってくるぜ!」
キョウヤ達はそのまま外に出る。
「それじゃ、移動はツーリングでも楽しむか。」
キョウヤと翼はバイクに乗り、美冷はキョウヤのバイクに乗り、昨夜二人で行ったレストランに向かった。

「それで、話とは何だ。」
「その前に、通信機を貸してくれ。」
「通信機がどうかしたのか?」
翼はキョウヤに通信機を渡す。
「いや、ちょっと気になる事があってな。」
キョウヤは渡された通信機を分解する。
「貴様、何をしている!」
「レストランでは静かにしろ。それから、ちょいとバラしたのはこれの事だ。」
キョウヤは既に通信機を元に戻しており、そこからある機材を取り出していた。
「タカナリ、それは何だ?」
「これか?盗聴器ってやつだ。知っているか?」
「そうでは無い。なぜそんな物が入っているのだ。」
翼はキョウヤに尋ね、キョウヤは通信機を破壊する。
「今日ここに呼んだのは他でもない。二年前の事件、俺達は犯人を了子さんだと断定しているからだ。」
「櫻井女史が?一体何が目的でそのような事を?」
キョウヤは、翼に昨夜美冷にした説明を翼にもした。
「なるほどな。それならすぐに風鳴指令に報告しなくては。」
翼は通信機に手を伸ばすが、キョウヤに止められた。
「待ってくれ。今いえば相手は手を変えてくる。ここ
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