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仮面ライダーディロード〜MASKED RIDER DELOAD〜
序章〜全ての始まり、守護者の刃〜
第1章 誕生!最強ライダー編
第14話『Wの在り方/雅は渡航中』
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を大ショッカーに奪われました。だから誓ったのです。この力で、僕の利己的な望みで手に入れた力で!誰かの平和を護ってみせると!そう誓い、今はこうして戦っています。フェイトにも、嘘をついてしまってごめんなさい。あの時、はじめましてなんて言って。本当は、繰り返す中で何度も逢って、何度も巻き込んで、何度も苦しめたのに、まるで何もなかったかのように近づいて。」
「いいよ。雅も、それだけ辛い思いをしたんでしょ?なら、そんなに思い詰めないで。」
雅の謝罪の言葉を聞き、フェイトは雅の手を握り締め、そう言った。
「フィリップさんが言ったように、このディロードライバーの力には、使用者の願いを叶えるまで、何度もやり直す力が在ります。一度、別の世界で一生を終えた時、僕は再びこの戦地に立たされました。だから、何度も戦っていますが、それでもディケイドに勝てません。無理を承知で頼みますが、僕に力を貸して下さい。」
雅は頭を下げる。
「あんな話の後だ。拒否出来る訳無いだろう。いいぜ、ところで何をすればいいんだ?」
翔太郎は雅に聴く。
「まず、今回の事件。レジェンダーズの黒幕ですが、ガイアメモリの流通組織、ミュージアムの元営業部所長の奥田十兵衛という男です。奴はレコードのメモリを持つ男で、目的は風都にガイアメモリをばらまく事です。」
「何だって!」
「それで、翔太郎さん達にお願いしたい事は、僕はこれから少しの間別の世界に向かいます。その間にフェイトと一緒にレジェンダーズの動きを抑えて下さい。」
「待って。雅が居なくなったらみんな雅の事を忘れちゃうんじゃ。」
「大丈夫。そのためのロードスラスターだ。」
雅はロードスラスターをフェイトに渡す。
「これはディロードの剣。これがこの世界にある間は僕は何時でも戻って来れるし、みんなも僕を忘れない。フェイト、頼めるか?」
「解った。ここは私に任せて、雅は行って来て大丈夫だよ。」
「解った。それでは翔太郎さん、フィリップさん。フェイトをよろしくお願いします。」
【ATTACK RIDE-WORLD WARP-】
雅はワールドワープのカードを使い世界を移動した。
「本当にディケイドそっくりなドライバーだな。」
翔太郎はそう言った。
「ところでフェイトちゃん、君は雅君の事をどう思っているんだい?」
フィリップはフェイトに質問した。
「どうって、優しい人だと思います。自分の事を捨てていて、私達の事を優先していて、誰かがいないと、まるで折れてしまいそうな。」
フェイトはそう返すが、
「そう言う話じゃ無い。君の世界は雅君の世界による異変に巻き込まれ、君は大事な親友を失った。そのはずだ。」
フィリップはそう返す。
「でも、それでも雅は今、私達の為に戦っています。私達は信じる事しか出来ません。」
フェイトは、フィリップ
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