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英雄伝説〜光と闇の軌跡〜(3rd篇)
第97話
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ライトニングブレイド)!!」

マリーニャはシャマーラが放った同じ大技を放って敵達の身体に無数の斬撃を刻み込み

「汝、その諷意(ふうい)なる封印の中で安息を得るだろう……永遠に儚く……セレスティアルスター!!」

「本気で行きますです〜!シャイニング・バインド〜!!」

シュリとサリアは同時に聖光の雨を降らして、敵の全身を聖光による浄化の力で焼き尽くし

「フェミリンスの名の元に星の力を今此処に!原罪の覚醒!!」

「世界を終焉へと誘う滅びの鐘よ………今こそ鳴り響け!ラグナロク!!」

エクリアとレシェンテはそれぞれ空より超越したエネルギーや”星”を召喚し、大地を揺るがし、空間をも歪めるほどの大爆発を起こして、敵達の身体をボロボロにした!

「オ………ノ………レ………ズルいよ………セリカ………バカリ………!」

「ナゼ………ナゼ………アナタバカリ………!」

立て続けに大技や大魔術を受け続けたラプシィアとアイドスだったがそれでも生きており、膨大な殺気を纏ってセリカ達を睨んで動こうとしたが

「千の棘をもってその身に絶望を刻み、塵となって無明の闇に消えるがいい…………砕け、時の魔槍!!」

「「グアアアアアアアアア―――――――ッ!?」」

ケビンが放った無数の魔槍をその身に串刺しにされて動けなくなった。

「やれやれ………”裏”の”試練”になってからいろんな人達との実力差を思い知って”守護騎士”として、ホンマ自身なくすわ………ま、”世界”を相手に足止めできただけ上出来と思えばいいか。後の事は真打ちの人達に任せるべきやな!」

敵達の様子を疲れた表情で溜息を吐いてみていたケビンは気を取り直した後、自分の背後で大技の構えをしている者達の邪魔にならないように横に跳んでどいた。



「さ〜てと………セリカとサティアさんを除いたら後はあたし達だけね。遅れるんじゃないわよ、ハイシェラ!」

「クク……それはこちらの台詞だの。ただの人間の小娘が我についてこられるか?」

ケビンがどくとエステルとハイシェラが前に踏み出し

「普段はただの剣となって、自分が興味ある戦い以外は出て来ないサボリに言われたくないわよ。」

「この期に及んでまだ我をただの剣扱いか!?………いいだろう!今度こそ、我の偉大さを見せてやろう!」

そして軽口を叩き合ったエステルとハイシェラはそれぞれ大技の構えをし

「とっておきを見せてあげる!はあああ!たぁっ!」

エステルは自分自身にすざましい闘気を溜めた後、回転しながら跳躍して”鳳凰”の姿になり

「”地の魔神”の底力………思い知るがいい!オォォォォォ…………ハアッ!!」

ハイシェラはその場で全身に闘気と魔力を収束した後、解放した!するとハ
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