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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜 戦争回避成功ルート
第66話
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だけでも開いてしまおう。」

悩んでいるリィンにパントが提案し

「どうやらあれが扉の開閉装置みたいだな。」

「向こう側にもあるから手分けしてとっとと開けてやるわよ!」

「はい!」

牢屋の開閉装置らしきレバーを見つけたガイウスとサラ教官の言葉にリィンは頷いた後仲間達と手分けしてレバーを降ろした。すると牢屋の扉は全て開き、リィン達は嬉しそうな表情で牢屋から出てきた貴族達にすぐに脱出できない事を説明した。



「す、すぐには出られないだって!?」

リィン達の話を聞いた貴族の青年は信じられない表情で叫んだ。

「………すみません。皆さんを地上に送る事はできるのですが、軍や他の士官学院生達はジュライ特区の救助活動を行っていて、地上に送ってもすぐには安全な場所に避難できない状態なのです。」

「ここから一番近い都市のジュライ特区内は貴族連合の残党もそうだが、魔獣もうろついている。例え地上に送っても、現状安全の保障はできん。」

「しばらくここで救援を待っていただく方がいいかと。」

「そ、そんな………」

「ああっ………どうしてこんな事に………」

リィンとユーシス、エリゼの説明を聞いた貴族達はそれぞれ表情を暗くした。



「そう言えば……内戦は今どうなっているんだ?」

「それは…………」

パトリックの質問を聞いたリィンは複雑そうな表情で黙り込み

「先程彼らは貴族連合の事を”残党”と言った。これだけで答えは十分だろう。」

「え……」

「ま、まさか……!?」

「正規軍に負けたのですか!?」

ランベルトの言葉を聞いたパトリックは呆け、ある事に気付いた貴族達は血相を変えた。



「そだよ〜。色々あったけどユーゲント皇帝を含めた皇族全員も奪還した上貴族連合が占拠していた帝都も解放したから、君達”貴族派”の”負け”なのは間違いないね〜。」

「ミ、ミリアムさん。」

「き、君な……こんな時くらい気を使う事はできないのか?」

ミリアムの答えを聞いたセレーネは冷や汗をかき、マキアスは呆れた表情で指摘した。

「そ、そんな!?貴族が平民に負けるなんて……!?」

「エレボニアの伝統はどうなってしまうんだ……?」

「それよりもカイエン公爵閣下は何をしていたのよ!?私達を人質にしてまで、革新派とメンフィル帝国に勝とうとしていたのに……!」

「そもそも貴族連合の状況が劣勢になり、我々がこんな目に遭う事になったのも、メンフィル帝国が介入したからだ!奴等が介入して来なければ、今頃は……!」

「それと”鉄血宰相”もだ!平民の分際で、エレボニアの古き伝統を滅茶苦茶にしようとしたから、それを憂いたカイエン公や私達が仕方なく内戦を引き起
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