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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜 戦争回避成功ルート
第38話
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サラ教官は絶句し、ユーシスは厳しい表情で声を上げ、アリサは信じられない表情で声を上げた。



「残念ながらクロスベル帝国にとって”碧の大樹”は全く脅威ではないと言っても過言ではない。」

「なっ!?」

「……それは一体どういう意味ですか?」

パントの答えを聞いたリィンは驚き、ラウラは真剣な表情で尋ねた。



「皆さんもご存知のクロスベルの精鋭は当然として、彼らに助力する”協力者”達も”碧の大樹”を消滅させる為に”碧の大樹”の攻略を開始しています。」

「ぼ、僕達が知っている”クロスベルの精鋭”……?」

「…………まさか。”特務支援課”の方達ですか?」

ルイーズの話を聞いたエリオットは戸惑い、何かに気付いたエマは真剣な表情で尋ねた。



「ええ。そして”協力者”とは”(イン)”とファラ・サウリン卿達に”神殺し”セリカ・シルフィルを始めとした彼に従う”使徒”全員とディル・リフィーナから呼び寄せた彼の仲間達に加え、以前ミリアムさんが軽く説明しました”守護騎士(ドミニオン)”を始めとした”星杯騎士団”の騎士達、そして―――”空の女神”の”眷属”や”空の女神”を含めた”空の女神”の一族達ですわ。」

「な―――――」

「な、なにその超過剰戦力〜〜!?というか何でメンフィルに雇われていた”銀”がクロスベル警察に協力しているの〜〜〜!?」

「警察に暗殺者が協力している事もそうだけど、あの”空の女神”までいるなんてめ、滅茶苦茶だ………!」

「そ、それに……女神様もどうして、クロスベルに協力しているのですか……!?」

「……どうやら”空の女神”が以前言っていた空の女神自身が挑む”戦い”はあの大樹をどうにかする戦いだったみたいね……」

「……そう言えばそのような事を別れ際に言っていたな。」

シグルーンの答えを聞いたリィンは驚きのあまり絶句し、ミリアムは信じられない表情で声を上げ、マキアスは疲れた表情をし、セドリック皇太子は信じられない表情をし、真剣な表情で呟いたセリーヌの話にガイウスは頷いた。



「……”リベールの異変”を解決した立役者であるエステル達が協力すれば”碧の大樹”の攻略は捗るだろうし、あの”嵐の剣神”に加えてエオリアや”紅き魔女”と同じ”使徒”、だったかしら?その”使徒”とかいう連中は全員で何人いるのよ。」

「”神殺し”の”使徒”は全員で6人です。ちなみに”神殺し”がディル・リフィーナから呼び寄せた仲間の中にはソロモン72柱の一柱に加えて”軍神(マーズテリア)”の”神格者”もいますわ。」

「旧校舎の異変の時にその”使徒”って人達も協力してくれたけど、三人とも相当な腕利きだったよね?」

「うむ……それに”全員”と言う事はレグラムで出会っ
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