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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜 戦争回避成功ルート
第32話
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に目を丸くしたエクリアは頭を深く下げた後ある事を思い出し、苦笑しながらセリカに問いかけ

「別に奴の事は気にしていないし、弟子だとも思っていない。ただ後でリィンと契約しているアイドスが文句を言って来るかもしれないから、奴等を見逃しただけだ。――――行くぞ。」

「かしこまりました。(フフッ、エステルさんの影響を受けている事によって以前以上にお優しくなりましたね……)」

セリカは静かな表情で答えた後外套を翻して仲間達の所に向かい、エクリアも続くようにセリカの後を追った。



〜1時間後・オルキスタワー・屋上〜



「………………」

1時間後クロスベルを覆う結界は消滅し、その様子をキーアは悲しそうな表情で屋上から見つめていた。

「―――申し訳ございません、”零の至宝”殿。私達の力が不甲斐ないばかりにこのような事になってしまって……」

するとその時クロチルダがキーアに近づいてきた。

「ヴィータ……クロウの手当てをしなくていいの?酷い傷を負ったって聞いたけど……」

「……実はその件についてご相談に参りました。”零の至宝”殿、本来なら”部外者”である私達をこのクロスベルに受け入れて頂いたという恩もある上、ミシェラムに続いて月の僧院の防衛失敗という失態を作っておきながら、ずうずうしい頼みがあるのですがどうか聞いて頂けないでしょうか?お願いします……!」

キーアの問いかけに対して重々しい様子を纏って答えたクロチルダはキーアを見つめて頭を深く下げた。



「……もしかしてクロウとオルディーネをキーアの力で治して欲しいの?」

「!!はい…………私でできる事でしたら、何でもする所存です。どうかクロウの失った腕を繋ぎ直し、深刻なダメージを受けたオルディーネの修理をお願いします……!」

「…………もう2度とクロスベルやロイド達を”結社”の”計画”に巻き込まない事を約束して。それを約束してくれたらヴィータの望みを叶えてあげる。」

「―――かしこまりました。”身喰らう蛇”の”蛇の使徒”―――第二柱”蒼の深淵”ヴィータ・クロチルダの名に賭けてその条件を必ず守らせて頂く事を確約致します。」

「うん……それじゃあクロウとオルディーネをここに連れて来て――――」

その後クロチルダは転移魔術で眠りについているクロウとオルディーネをキーアの前に連れて来た。



「……………………」

キーアが全身から神秘的な光を放つとクロウとオルディーネはそれぞれ光に包まれ、光が消えるとクロウの失った腕は元通りになっており、更に四肢のほとんどを失い、機体全体にも深刻なダメージを受けていたオルディーネも元通りになっていた。

「よかった………オルディーネ、そちらも問題ないわね?」


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