暁 〜小説投稿サイト〜
英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜 戦争回避成功ルート
外伝〜”神殺し”と”姫将軍”の”力”〜後篇
[1/4]

[8]前話 [1] 最後 [2]次話
〜月の僧院〜



「二の型―――疾風!!」

エクリアとの戦闘を開始したアリオスは電光石火の速さでエクリアに先制攻撃をしかけ

「甘い!」

エクリアは連接剣でアリオスの斬撃を受け流した後素早く片手に溜め込んだ魔力を解き放った。



「貫け――――レイ=ルーン!!」

「!!」

背後から襲い掛かって来た極太の魔力レーザーに気付いたアリオスは側面に跳躍して回避し

「隙は見逃さない!」

「させん!」

伸張した連接剣の刃を太刀で受け止めた。



「二の型―――洸破斬!!」

「させません!」

アリオスが放った神速の抜刀による衝撃波をエクリアが結界で防御したその時アリオスは跳躍してエクリアに強襲した。

「二の型―――大雪斬!!」

「!!………………―――出でよ!氷の刃達よ!!」

アリオスの奇襲攻撃を後ろに跳躍して回避したエクリアは短い詠唱を終わらせて魔術を発動した。するとアリオスの足元から無数の氷の剣が発生し

「ッ……!」

エクリアが放った魔術―――絶対乱舞によって発生した足元からの奇襲に気付いたアリオスは次々と現れる氷の剣を回避しながらエクリアへと迫った。

「具現せよ、鋼輝の陣!イオ=ルーン!!」

「グッ!?」

しかしアリオスの行動を既に読んでいたエクリアはアリオスが自分に迫って来る直前の位置に魔力爆発を起こしてアリオスを怯ませ

「魔力―――解放!タキオンの爆発!!」

アリオスが怯んでいる隙に短い詠唱で最高位の魔術を発動した!

「グアアアアアアアア―――――ッ!?」

広範囲に一瞬で凝縮した後起こった大爆発から逃れる術がないアリオスは大ダメージを受け、爆発の煙が消えると満身創痍の状態で太刀を支えにしてエクリアを睨んでいた。



「カハッ!?クッ、さすがは”神”の子孫と言った所か……だが、それでも俺は退けぬ!風よ……我が力となれ!!」

口から血を吐いたアリオスは唇を噛みしめた後決意の表情になり、気功―――軽功で自身の能力を上昇させ

「風巻く光よ、我が剣に集え!」

更に闘気によって発生した風を太刀に纏わせてエクリアに飛び込んだ。

「……!」

「………おおおおおっ!」

アリオスの行動を見たエクリアは小さなドーム型の結界を展開して全身を守って、アリオスが叩き込んだ超高速の滅多斬りを全て防御し

「奥義!風神烈破!!―――何!?」

更に最後に放った強烈な一撃すらも易々と防いだ!



「実力は決して悪くありません。惜しむらくは私の結界を破れる程の実力をつけていない事と武器の性能です。ハアッ!!」

「!!」

結界で攻撃を受け止めた後のエクリアの反撃をア
[8]前話 [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ