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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃U篇)
第128話
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「やれやれ。目立ちまくってんなァ。ま、こっちは少し、ラクをさせてもらうかね。」

エステル達の戦いを苦笑しながら見ていたレクター少尉は高位アーツを放って多くの魔導兵達を怯ませた!

「頃合いか………」

その様子を見ていたセルゲイは静かな口調で呟いた後エニグマで通信を開始し

「――――特務支援課、突入!”道”は拓いた!後はお前達に任せる!」

「了解!」

通信相手―――ロイド達に号令をかけた!すると特務支援課の二台の車両が猛スピードで突っ込んで出入り口をぶち破ってタワー内への侵入を果たした!



〜クロスベル領空〜



一方その頃、アイオーンと戦うフェミリンスとメルカバ伍号機はフェミリンスの活躍によってアイオーンを破壊の一歩手前まで追い込み、追い込まれたアイオーンは変形してエネルギーを溜め始めて膨大なエネルギーを放ったが

「―――無駄です!!」

フェミリンスがメルカバ伍号機の前に出て大規模な結界を展開して防御し続けた!



〜メルカバ伍号機・ブリッジ〜



「よっしゃ、フェミリンスさんが主砲を防いでいる間に一気に決めるで。――――”アレ”を使う。」

「グラハム卿……!?」

「まさか……!」

敵の様子を見ていたケビンの判断を聞いた星杯騎士達は驚き

「待って……!いきなりすぎる!”聖痕”を使っての砲撃を使わなくてもフェミリンスさんの援護に徹しているだけで確実に破壊できる!」

リースは血相を変えて叫んだ。



「せやな………けど肝心な事は全部”神”頼りで援護くらいしかできんようでは名を継いだ姉さんに顔向けできん。みんな、サポートしてくれ。」

一方ケビンは優しげな微笑みを浮かべて答えた後星杯騎士達に指示をし

「……承知しました。」

「モード”S(スティグマ)”を起動……!」

指示をされた星杯騎士達は重々しい様子を纏って頷いた後操作を始めた。

「ケビン……後でこの事を知った姉様に怒られてもしらないよ……」

「ハハ、姉さんの事やから間違いなく怒ってきそうやな……ま、それも懐かしくてええやないか。」

辛そうな表情をしているリースの言葉を聞いたケビンは苦笑した後寂しげな笑みを浮かべた。



「………何をするつもりかわかりませんが、リースさん。”聖痕”の加護を受けた貴女ならケビンさんの負担を減らす事はできます。なので、彼に力を貸してあげてみては?」

「………わかりました。」

その時エイドスの言葉を聞いて何かを察したリースは頷いた後ケビンの側に移動し

「リース……」

自分の側に来たリースをケビンは複雑そうな表情で見つめた。



「―――”影の国”でケビン自身が言
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