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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃U篇)
第61話
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ラストレスルーイン!!」

そしてルーファスが雷を球体に解き放ったその時大爆発が起こり、爆発の煙が晴れると大技を受けたにも関わらず無事な様子のゼルギウスが現れた!

「馬鹿……な……っ!?」

自分の大技を受けたにも関わらず平気でいるゼルギウスを見たルーファスが狼狽えたその時!

「この奥義にて我が主に勝利を捧げる!」

ゼルギウスはまるで満月を描くように大剣を動かしてルーファスに剣の切っ先を突きつけた後一気にルーファスに詰め寄り、一撃一撃に凄まじい威力が込められた連撃を放った!



「グッ……!?」

一撃一撃が強烈な連撃を騎士剣を必死に振るって防御していたルーファスだったが剣越しに伝わる衝撃に表情を歪め

「奥義――――月光!!」

ゼルギウスが最後の一撃を振り下ろしすとルーファスの騎士剣の刃は真っ二つに叩き折られた!

「な――――ガハッ!?」

得物が叩き折られた事にルーファスが驚いたその時籠手を装着しているゼルギウスの拳がルーファスの腹に命中した!

「クッ…………どこで、綿密に練った我が計画が狂って……しまった………申し訳…………ん……オズ……………閣下…………」

腹に強烈な一撃を受けた事によるルーファスは表情を歪めながら気絶して地面に倒れ

「――――民を、家臣を大切にし、”光と闇の共存”を目指す偉大なる我が祖国メンフィルに手を出した時点で貴様らは”終わり”だ。」

ゼルギウスは地面に倒れて気絶しているルーファスを見下ろして呟いた後武器を収めてルーファスを拘束し

「兄上………………」

その様子をユーシスは辛そうな表情で見つめて肩を落とした。
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