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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃U篇)
第4話
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…ふふっ…………)

アルフィン皇女の言葉に首を傾げた後苦笑したリィンの答えを聞いたメサイアは冷や汗をかいて表情を引き攣らせ、ベルフェゴールは腹を抱えて笑い、リザイラは静かな笑みを浮かべ、アイドスは微笑ましそうに見守っていた。



「ううっ、そういう意味ではなくて……ああもう、リィンさんはいつもズルいです!後夜祭の時にわたくしの告白を断ろうとしたくせに、またそうやってわたくしの心を無自覚に射止めて、わたくしのリィンさんへの想いをどんどんと膨らませているのですから!」

「ええっ!?そ、そんな事を言われても……」

頬を赤らめたアルフィン皇女に睨まれたリィンは慌てた後疲れた表情をしたが

「リィン兄様の鈍感!女の敵!超朴念仁!!」

「うぐっ!?」

アルフィン皇女が自分に向けて言った言葉がまるで妹達(エリゼとエリス)に言われているかのように錯覚すると共に次々と胸に刺さった感覚がして胸を押さえた。



「うふふ、エリスとエリゼさんの真似をしてみましたけど、どうでしたか?」

「ハ、ハハ……一瞬殿下の背後にエリゼとエリスがいるように見えましたよ…………」

悪戯が成功したかのような微笑みを浮かべて自分を見つめるアルフィン皇女をリィンは表情を引き攣らせて見つめ

(アハハハハハハハハッ!やるじゃない、あのお姫様!)

(ご主人様にとっては急所になる言葉を次々と思いつくとは見事です。)

(ア、アハハ……)

(クスクス……)

その様子をベルフェゴール達は微笑ましそうに見守っていた。



「ふふっ、”鞭”はこれで終わりにして、今度は”飴”を差し上げますわね♪」

「へ?”飴”っていった――――」

そして頬を赤らめたアルフィン皇女の言葉にリィンが呆けたその時

「ん…………………」

「!!!!!!?????」

「……ちゅ……んんっ………リィンさん……!ちゅる…………れる……大好き………!」

なんとアルフィン皇女はリィンに自分の想いを伝えるかのように幸せそうな表情でリィンに情熱的な口付けをした。



「ふう………」

「な、なななななななななっ!?」

情熱的な口付けを終えたアルフィン皇女が満足した様子でリィンから離れるとリィンは混乱した様子でアルフィン皇女を見つめ

「ふふっ、空の女神(エイドス)が見ている前でキスをするなんて、まるで結婚式の誓いのキスみたいで縁起がいいですわね♪」

「で、殿下…………心臓に悪い冗談は勘弁してほしいのですが………」

頬を赤らめて嬉しそうな表情で女神像に視線を向けた後自分を見つめるアルフィン皇女の言葉にリィンは表情を引き攣らせた後疲れた表情をしたが

「むっ……わたくしは本気でいつか必ず
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