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ラインハルトを守ります!チート共には負けません!!
第五話 女性士官学校設立です!!
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ないと思うけれど、というか無理だと思うけれど、それきいて何とも思わないって、なんでだろう?

 ・・・・な〜んかきな臭いわね。なんでかな、私が出てきたことで話の筋が狂っちゃったとか?

 でもまぁ、こっちはファーレンハイトを侍従武官にできたからね。それに8歳だけれど、病院や救貧施設、幼年学校を慈善訪問しているからね。もちろんお父様も一緒。だけれど、最近はお疲れのようで。私だけのことが多い。それだと怪しまれるので、ほどほどにしておいている。才色兼備っていわれて暗殺の対象にされたら元も子もないし。やっぱりアンネローゼ様が上がっていらっしゃったからかな。結局駄目だった。色々阻止しようと奮闘したけれど、小役人ががっちり目ェつけて引っ張ってきちゃってた。ショック・・・。
 う〜ん、ちょっとペース上げてみる?でも8歳じゃあまだ何にもできないし。
 そういえば、来年はエル・ファシルの英雄が誕生する頃ね。リンチ少将がこっちにつかまる予定になってるけれど、ラインハルトに利用させるのはちょっと嫌なのよね〜。ヤンについてもそうそう手柄を立てさせたくはないし。でも、コネクションが軍のお偉いさんにないからなぁ・・・。ちょっと軍務省に行ってみたいっておじいさまに言おうかな。



ヴァルハラ星系隣接 バウムガルデン星系 
■ アルフレート・ミハイル・フォン・バウムガルデン
 まさか銀河英雄伝説の世界に転生するとは思わなかった。

 はっきりと覚えているが、俺は都内の有名私立大学の法学部の4年生だった。法律系サークルでは討論会を主催し、そこでノウハウを培い、様々な仲間を得ることができた。彼女もいて、就活も無事に終わり、一流企業への内定も決まっていた。
 まさに順風満帆だった。それが4年生の夏、暑い日に大学のキャンパス内で急に眩暈がして意識を失い、目が覚めたら、全く知らないところにいた。わかったのは、俺が銀河英雄伝説の世界に転生してしまったことだ。

 ・・・まぁ、転生者の話はよく二次創作としてネットにアップされていたし、俺も好きで読んでいた。だが、まさか自分がこうなるとは!!!

 悲しんでいる暇はない。もう大切な人たちに会えないが、俺はここで生きていくしかないんだから・・・・。

 紆余曲折を経て、来年から幼年学校だ。本来ならば幼年学校をすっ飛ばして士官学校に入ってもよかったのだが、こちらは転生者、いきなり軍に入れと言われても体が言うことを利かない。これも修行のためである。そして、ラインハルトに接触するためでもある。彼がこちらに好意的であればいいが、貴族を打倒するというフラグが立っている以上は、こちらの身も危うい。対策は必要だが、どんな人物なのか実際に会ってみないとわからないと思ったからだ。

 できることと言えば、今のうちに勢力づくりであ
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