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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第7話 イッセー、懐かしき庭へ!虹の実を捕獲せよ! 前編
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「え、美食屋イッセー!?あの四天王の一人の!?これはなんててんこ盛りな美味しいニュースなのかしら、早速取材よ!」


 女性はイッセー先輩に近づいていく。誰でしょうか?


「ねえ貴方イッセーでしょ、カリスマ美食屋の!」
「ああ、俺がイッセーだが」
「やっぱり!あのイッセーに会えるなんて大盛り、いや特盛ラッキー!私はティナ、この子はクルッポーっていうの」
「クポー」
「私、グルメTBで世界中のあらゆる食材を紹介するグルメキャスターなの!ねえイッセー是非取材させてくれない?」


 グルメTBにグルメキャスター?この世界のテレビ番組でしょうか?でもあのクルッポーって子は可愛いです。


「せっかくのお誘い悪いが今日は先客がいるんだ、また今度な」
「あ、ちょっと待ってよ!」


 先輩が戻ってきました、でも先輩ってこっちの世界じゃ凄い有名なんでしょうか、未だに驚いている人がたくさんいます。


「はは、相変わらず凄い人気だな」
「貴方は十夢さん!」


 そこに現れたのは前にガララワニの件でお世話になった十夢さんがいました。


「お久しぶりです、十夢さん」
「よお小猫、おや見慣れない子もいるが…」
「あ、私はアーシア・アルジェントといいます」
「アーシアか、俺は十夢だ、よろしくな。しかしまた美少女を増やして…ハーレムでも作る気か、イッセー?」
「へッ、言ってろ。それより見てみろよ、俺はシャクレノドンを捕まえてきたぜ。s4万でどうだ?」
「おおシャクレノドンか。s3万にしてくれないか?うちは貧しい小売りも抱えているからな」
「よし、それでいこう」


 なるほど、先輩はこうやって生計を立ててるんですね。


「困りますね、IGOの定めるグルメ相場を厳守していただかないと。食材の価値が変わってしまいます」


 すると突然黒いスーツを着た男性が現れた。確かIGO開発局のヨハネスさんだったっけ?


「なんだヨハネスじゃねえか、どうしたんだ一体?」
「お久しぶりですイッセー様、実は貴方にお願いしたい仕事がありまして…」
「またかよ、IGOにはお抱えの美食屋がいるだろう?何で俺にそんな話ばかり持ってくるんだ」
「虹の実がなりました」
「何…?」


 虹の実?これまたカラフルそうな食材ですね。


「聞いたことがある、気温や湿度によって味が七色に変わる伝説の木の実…25mのプールの水にほんの一滴虹の実の果汁を入れただけでプールの水が濃厚で芳醇なジュースに変わるほど果汁濃度の濃い実だと……」
「プールの水がですか?凄い濃い木の実なんですね」


 十夢さんの説明にアーシアさんも驚いた表情で聞いている。一滴だけで濃い果汁濃度の高い木の実
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