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ONEPIECE 空の王者が海を征す
空の王者、街で過ごす
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、中々いい腕だ。お前さんの幸運を祈る」

老人と最後に握手をし他の従業員が持ってきた5000万の入ったアタッシュケースを持って換金所を出る。このうちの6割、3000万がナミに入るから自分の取り分は2000万ベリーという事になる。まあ2000万という大金を持ち歩く訳には行かないので基本的に管理はナミに任せるつもりでいるが。先程ゾロがいるといった店に入ってみるとそこには腕を突き出しているゾロと地面にへ垂れ込んでいる眼鏡の女性と店主と思わしき男性、そして床に突き刺さっている刀が目についた。

「おいゾロどういう状況?」
「レウスやっと来たか。いやちょっと妖刀と勝負をな」
「ふ〜ん……んで買うもん決まった?」
「一本はな。なあもう一本選んでもらっていいか?」

地面に刺さった刀を抜きつつ女性に頼むゾロ、その後ゾロの男気に惚れたのか店主が店で最高の刀である良業物"雪走"という刀を先程の妖刀と共に無料で手に入れた。

「やっぱ三本あると落ち着くな」
「そういう物なのか……?まあいっか、なあゾロ。金使わなかったんだし飯でも盛大に食って行かねえか?5000万って額が入ってよ、俺の分だけで考えても2000万だ」
「そりゃすげえな、んじゃどっかの店で派手にやろうぜ」

この後、ゾロと共にたっぷり飲み食いした結果、20万ベリーの支払いとなった時流石に食いすぎたかなと顔を見合わせたそうな。
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