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英雄伝説〜光と闇の軌跡〜(SC篇)
外伝〜因縁の再会〜前篇
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えた!

「!!……やはり、一緒に旅をしておいででしたか……」

一方エクリアも驚いた後、覚悟を決めたような表情で呟いた。



「何故、貴様がプリネ様達と一緒にいる!……姫将軍!!」

「やめろ。騒ぎを起こしてレウィニアに我等が滞在している事を悟られる訳にはいかん。……こんな所で足を止められる訳にはいかん。」

「ハッ!」

今にも攻撃しそうなファーミシルスだったが、リウイに制されて構えを解いた。

「あ、あの、プリネ様。もしかして私、尋ねてはいけない人に尋ねたのでしょうか?」

リウイ達の様子を見たイリーナは恐る恐るプリネに尋ねた。

「…………いえ。確かにかつては敵対していましたが、今はそうではないでしょう?お父様。」

「……………ああ。」

「…………………」

プリネに言われたリウイは複雑そうな表情をしながら答えた。また、ペテレーネは心配そうな表情でリウイとエクリアの顔を何度も見た。

「…………俺はこの者に娘達が世話になった礼をする。お前達は先に宿屋で休んでいてくれ。」

「ハッ!」

「承知しました。」

「リウイこそ、騒ぎを起こさないでよ〜。」

リウイの言葉にファーミシルスとペテレーネは頷き、カーリアンはエクリアを一瞬見た後、宿屋に入って行った。

「お父様。リフィアお姉様達はどうしましょう?」

「……その内帰って来るだろう。神殺しの屋敷に泊まって来るかもしれんが、あいつらの分の部屋も一応取っておいてくれ。」

「わかりました。行きましょう、2人とも。」

リウイの言葉に頷いたプリネはツーヤやイリーナにも宿屋に入るよう促した。

「はい、ご主人様。」

「………はい。」

プリネの言葉にツーヤは頷き、イリーナはエクリアを気にしながらプリネ達と宿屋に入った。



「………………………」

「………………………」

カーリアン達が宿屋に入り、2人だけになったリウイとエクリアはそれぞれ黙っていた。

「……………………」

何かを考えるように両目を閉じて黙っていたリウイだったが、やがて目を見開いて踵を返してエクリアに背中を見せて言った。

「…………その様子だと”イリーナ”の事が知りたいのだろう?……プリネ達を道案内した礼だ。………知りたいのなら、ついて来い。」

そう言ってリウイは歩き出した。

「……………………」

歩き出すリウイを見て、目を閉じて考えていたエクリアだったが、やがて目を見開き、決意の表情になってリウイの後を追った。



今ここに”闇王”と”姫将軍”の因縁の再会の時が来た…………!
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