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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
第103話
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嬉しそうな表情をし、フィーの意見にサラ教官は自身の得物―――強化ブレードの『オメガエクレール』と銃の『トールスター』を見て頷き

「遠距離射撃用のスコープに加えて、導力(オーバル)エネルギーを大幅に上げるなんて、一体どうやって創ったのか気になるわよ……」

アリサは”不死鳥”の名を冠した魔導弓――――『フェニックス』を見て苦笑していた。

「僕のはもはや”ショットガン”と言えるのか、怪しいんだが……」

「まあ、様々な属性の弾丸を放つ事もそうですが、全属性の集束砲まで放つ事ができますものね……」

集束砲も撃てるようになったショットガン――――”エレメンタルショット”を持って冷や汗をかいたマキアスの意見にプリネは苦笑しながら頷いた。



魔導杖(オーバルスタッフ)まで作れるなんて、ウィル様は本当に凄い職人の方なんですね……」

「プリネ達の話では異世界では導力技術はほとんど普及していないのに、一体どうやって作ったんですか?」

魔導杖(オーバルスタッフ)に関しては以前共に行動した事のある仲間―――ティオが使っていた得物だから、構造等もほとんどわかっていたからね。そのお蔭でもあるよ。」

いくつかの専用導力魔法(クラフト)が撃てるように創られた魔導杖――――『アークワンド』を持つエマは驚きの表情でウィルを見つめ、魔導杖――――『セプトタクト』を持つエリオットに尋ねられたウィルは答えた。

「え……」

「私達以外にも魔導杖を使っている方がいらっしゃるんですか?」

ウィルの説明を聞いたエリオットは目を丸くし、エマは尋ねた。



「はい。ティオちゃんは”エプスタイン財団”に所属している魔導杖(オーバルスタッフ)のテスト要員なんです。」

「ちなみにティオ・プラトーが使う魔導杖(オーバルスタッフ)のデータを元に改良してお前達の魔導杖(オーバルスタッフ)が創られている。」

「そ、そうだったんですか……」

「フフ、という事は私達にとっては先輩にあたりますね。」

ツーヤとレーヴェの説明を聞いたエリオットは驚き、エマは微笑んだ。



「フフ……”至高の職人”と評されているウィル殿が直々に創って頂いた武具を身につける等正直畏れ多いが、私の姿を父上に見てもらいたくなってきた。」

「同感だ。俺も今の姿を兄に見せて差し上げたいな。」

大剣―――『聖剣アロンダイト』を両手に持ち、背に”アルゼイド子爵家”の家紋が刻み込まれた防具―――『ヴァルキリーガード』を装備しているラウラの意見に片手に『聖剣クラウソラス』を持ち、『アルバレア公爵家』の家紋が刻み込まれてあり、エメラルドグリーンを基調としたコート―――『ノーブルオブノーブル』を身に纏うユーシス
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