第63話(2章終了)
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ジークは戸惑った顔をしているユリアの肩に止まった。
「ピュイピュイ。」
「うふふ、ジークにはいつも世話になっています。ね、ジーク?」
「ピューイ♪」
「まったく調子のいいヤツだ。」
ジークの様子に溜息をついたユリアは姿勢を正し、クローゼに向き直った。
「……街道外れに『アルセイユ』を停めています。報告の方はそちらで……」
「わかりました。……学園生活もしばらくお休みですね。王都に戻る前に先生たちに挨拶しなくては……」
ユリアの言葉にクローゼは顔を暗くして元気なく答えた。そしてエステル達が去ったカルデア隧道を見た。
「(エステルさん、ヨシュアさん。おふたりに負けないよう……私、精一杯頑張りますね。)」
暗かった表情を決意の表情に変えたクローゼはユリアとジークと共にその場を去った………
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