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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
第11話
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気づいてリィンを再び睨んだ。

「と、とにかく!思い出すのも厳禁なんだから!い・い・わ・ね!?」

「あ、ああ……了解だ。」

アリサに念を押されたリィンは戸惑いながら頷いた。



「フフ、そんな事があったんだ♪」

するとその時突如ベルフェゴールがリィンの隣に現れ

「ベ、ベルフェゴール!?」

「なっ!?まさか今の話、聞いていたの!?」

現れたベルフェゴールにリィンは驚き、アリサは驚いた後ベルフェゴールを睨んだ。



「勿論全部聞いていたわよ♪私はご主人様と一心同体なんだから♪」

「ええっ!?」

「あ、あのなあ。誤解を招くような事を言うなよな……」

からかいの表情で自分を見つめて言ったベルフェゴールの発言にアリサは驚き、リィンは疲れた表情で溜息を吐いた。



「フフ、でもそんなハプニングが前にもあったんだから、ご主人様って地下と相性がいいようね♪」

「そのハプニングの”原因”の一つでもあるお前がそれを言うか……?」

「そ、そうよ!それに前から言おうとおもっていたけど、貴女、肌を露出しすぎよ!そんなに肌を露出していたら、男に襲われちゃうわよ!?」

(むしろその逆だけどな……)

アリサのベルフェゴールへの指摘を聞いたリィンはベルフェゴールに無理矢理契約させられた時の事を思い出して肩を落とした。



「あら、睡魔はこの服装が普通よ?確か貴女達のクラスメイトに”闇夜の眷属”がいるわよね?その娘達に聞いた事はないのかしら?」

「た、確かに”睡魔族”って言う種族の人達は露出が多い服装を着ているって話はプリネ達から聞いていたけど、でも魔術で私達が着ているような普通の服を着た姿で変えられるんだったら、そっちの姿になればいいじゃない……」

ベルフェゴールに質問を返されたアリサは戸惑いの表情をしていたが

「だって、めんどくさいんだもん。そ・れ・に♪私は気に入った男なら別に襲われてもいいわよ♪―――例えば、ご主人様とか♪」

「な、ななななななななっ!?」

「ちょっ、頼むから離れてくれ、ベルフェゴール!」

魅惑的な笑みを浮かべてリィンを背後から抱き締めて自分にウインクするベルフェゴールの言葉を聞いたアリサは顔を真っ赤にして混乱し、リィンも顔を赤らめて慌て出した。



「うふふ、”処女”は誰でも反応が初々しくて可愛いわね♪ご主人様に抱き付いている私を見て、慌てているって事はもしかしてご主人様に気があるのかしら?」

「な、ななななななっ!?そ、そんな訳ないでしょう!?」

そしてベルフェゴールはからかいの表情でアリサを見つめ、ベルフェゴールの言葉を聞いたアリサは顔を真っ赤にしてベ
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