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サトシ「25歳」〜理想と現実の先にあるもの〜
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名を轟かせたと。ただ、その話は
俺たちが生まれるもっと前の出来事。
そんな昔のカントーで名を轟かせた研究者は2人。
1人目は、ポケモン図鑑を開発した
タマムシ大学元教授”オーキド博士”
そしてもう1人は、ポケモン学会初の
”ポケモン研究所”をグレンタウンに創設し、
ポケモン遺伝学を提唱して
一斉を風靡した人物、、、”Dr.フジ”。」



サトシ:「ドクターフジ?」




ヒロシ:「俺やサトシ達が旅をしていた時、
Dr.フジは既に研究を辞めて、
当時の研究所も閉鎖されていたから
ネットで調べない限り
存在を知らないで当然だけど、
その人は主にポケモンの遺伝子等について
研究してた人なんだ。」




フジオ「、、、」



ヒロシ:「そしてこの資料の仮説、
”.謎の光が、ポケモンに悪影響を及ぼす
何らかの危険ウィルスであり、人間や
原子形成が未発達のタマゴには反応せず
ポケモン特有の原子に反応する
物であった”、、、この”原子”を使った仮説は、
ポケモン遺伝学を使って説いた証拠。」





サトシ:「、、って事は
その資料を作った人はドクターフジか!」



ヒロシ:「いや、Dr.フジ(会長)は
数年前に亡くなっているから、
三ヶ月前にこの資料を作ったのはおそらく
Dr.フジをよく知る人物。、、それも
グレンタウンでDr.フジと同じ、
”遺伝学”を研究した研究者。」


フジオ:「、、、」






ヒロシ:「そして、ボランティアハウスで、
その女性と一緒にいた女の子が
この花を俺に見せてくれたんだ。
亡き会長の命日に、会長の”知り合い”が
差出人不明で送ってくれると、、」




ヒロシは借りてきたドライフラワー、
ジニアを取り出した。



サトシ:「なんだ?その花。」


ヒロシ:「ジニアって言う花だよ。」


フジオ:「、、、」


ヒロシ:「そして、
”毎年普通のジニアが贈られてくるのに、
何故か今年だけドライフラワーだった”と
言っていた、、。ジニアは元々、春に種を撒き
初夏から晩秋まで咲く花だけど、
今はまだ4月で会長の命日は昨日。
そこでおかしいのは、
”初夏に咲く花が何故4月に届くのか”、、
そして、”何故今年はドライフラワーなのか”」


サトシ:「確かに、、」
サトシ(研究者と花が何の関係あるんだ?)


ヒロシ:「もし、初夏に咲くジニアを
春に送るのであれば冬に種を蒔き、
育てる条件として
太陽の日光がよく当たり
雪が降らず気温も暖かい、
温暖地でなければならない。
もちろん、カントーに雪が降らない
場所は存在せず
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