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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
第8話(序章終了)
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向かって落下し

「十六夜――――”破”!!」

「!?」

上空でアーツの発動をしている魔獣の背に強烈な一撃を叩きこんで地面に叩き落とし

「貫け!烈輝の陣!!」

地面に叩き落とされた魔獣に向かってプリネは片手から魔力を凝縮させたエネルギー――――レイ=ルーンを放って魔獣の翼を貫いて斬り落とした!



「――――――――!!??」

翼が貫かれた痛みによって魔獣は悲鳴を上げてその場で暴れ

「―――これで決めるわよ、ツーヤ!」

「はいっ!」

プリネとツーヤは暴れる魔獣を挟み込む形でそれぞれ武器を構え直すと二人が装着しているオーブメントが強い光を放ち始めた!



「―――暗黒よ!我が仇名す者達を捉えよ!!」

レイピアに魔力を込めたプリネがレイピアを天へと掲げると暗黒の霧が魔獣を拘束し

「―――今こそ吹雪け!全てを凍てつかせる竜の吹雪よ!!」

プリネと同じように魔力を込めた刀をツーヤが天へと掲げると魔獣を中心に極寒の吹雪が発生して暗黒の霧によって拘束された魔獣をまるごと凍り付かせ、そして二人は同時に地面を蹴って魔獣に詰め寄り

「「ハァァァァァァァ………!!」」

それぞれ常人では決して見えない動きで華麗に舞いながら怒涛の連撃を次々と叩き込んだ!すると二人の連撃によって魔獣を凍り付かせた氷は砕かれ、砕かれた氷の破片は光輝きながら周囲に落ち

「「奥義!絶氷剣舞!!」」

華麗な連撃を叩き込んだ二人は最後の一撃を斜め十字(クロス)する形の斬撃を叩きこんで魔獣の背後へと駆け抜けた!すると全身をズタズタに切り裂かれた魔獣は二人が斬撃を叩きこむと同時に駆け抜けた際に発生した闘気の爆発に呑みこまれ、爆発が収まると魔獣の全身はそれぞれ地面に落ちて石と化してやがて消滅した!



「す、凄い……息ピッタリだわ……」

「へえ。”協力技(コンビクラフト)”まで使えるんだ。」

「―――見事な剣だ。私もまだまだ精進が必要だな……」

二人の協力技にアリサは驚き、フィーは目を丸くした後感心し、ラウラは静かな笑みを浮かべて二人を見つめた。



「―――皆さん、お疲れ様です。後は私の中でゆっくりと身体を休めて下さい。」

そしてレイピアを鞘に収めたプリネがペルル達を見つめて呟くとペルル達は光に包まれ、プリネの身体と同化した。

「わわっ!?」

「こ、今度は消えて彼女に宿ったのか……?い、一体どうなっているんだ!?」

「…………………」

ペルル達の様子を見たエリオットとマキアスは驚き、エマは真剣な表情でプリネを見つめていた。



「ね、ねえ、プリネ。今の人達は一体何者なの?」

その時アリ
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