暁 〜小説投稿サイト〜
世界をめぐる、銀白の翼
第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
らき☆すた 〜そんなある日〜
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「そうだよこなちゃん!!」

(さすが。心得ているわね、みゆき!!)

「あの、なにか?」

「いや、みゆきの大きさに改めて感心したところよ・・・・」

「たしかに、みゆきさんはいろいろ大きいですからなぁ〜〜♪」

「親父な発言はやめい!!」



そこからまた話題が変わっていき、昼休みが終わると、かがみは自分の教室に戻っていき、授業が始まった。








そうして授業が終わり放課後になり、珍しく4人でこなたの買い物に付き合っていた。
アニメ○ト、ゲ○マーズなどのアニメショップによって次々と目的のものを購入していくこなた。

かがみもライトノベルを数冊買い、つかさとみゆきは店内を面白そうに眺めていた。






そうして買い物も終わり、カラオケによって行こうか、帰ろうかと話しているところである。


「あ、ゆーちゃん?うーん、まだわかんないんだよねー。遊んで帰るかもしれないし・・・・うん、うん・・・・わかったよー。じゃーねー」

「ゆたかちゃん?」

「そ、あっちは今ひよりんの家で集まってるんだってさ」

「みなみちゃんとパティちゃんも?」

「そうそう、だからうちらもカラオケに行って親睦を深めよーう!!」

「じゃあいく?はやくしないと時間無くなるわよ?」

「なんだぁかがみん、乗り気じゃ〜ん」

「うっさい!!」

「まったくかがみんは・・・・なんだろうあの人・・・」

「なによ?またくだらないことじゃないでしょうね」

「ちがうよ、あの人・・・なんか・・・」

「ん?なによ。まさかあんたひとめぼれとか〜?」



かがみがからかうように言いながらこなたの言うほうを見る。

そこには確かに人がいた。街の道の真ん中に立っている。
この道は全部歩道でなので車の邪魔などになっているわけではない。人もたくさんいる。

しかし、気づいたらただの「そこらへんの人」には見えなくなっていた。






そいつは、黒い人影をしていた。顔がはっきりと見えず、まるでずっと影がかかっているようだった。
それが近づいてきて、言った。



「貴女が泉こなたさんですね?」

「あんたなによ・・・・なんの用よ」

かがみが庇うようにして前に立って言う。


「ああ、その庇うような態度。どうやらあっていたようだ。間違っていたらことですからね。では・・・・・」





そうして男が振りかぶり、



「この世界の最主要人物ってことか」



ブァッ!!ゴウっ!!!!




そういって「奴」がその拳を力の限り振り下ろしてきた・・・・・・・





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