暁 〜小説投稿サイト〜
ドラゴンクエストビルダーズ:アレフガルドを復活させられてます(新リュカ伝)
第1章:メルキド編
9:二度手間は冒険の必須事項。ざけんなよ!
[2/3]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
豊かな森林地帯に迷い込む。
そこには2匹のおおきづちが居り、何やらガーデニングの実力を競い合って居るみたいだ。
だがその差は歴然。

片方のおおきづちの庭園は凄く立派なのだが、もう片方の庭はお世辞にも良いとは言えない。
殺気は感じない2匹なので、取り敢えず冴えないガーデニングテクのおおきづちに話しかける。
すると……

「くやしい。オレ、チョウロウからテイエンづくりのイライされてるのに、トナリのヤツのほうがウマイ。どうやったらあんなリッパなニワがつくれる? オマエきいてこい」
と突然命令された。

ぶん殴ろうかとも思ったんだけど、俺も立派な庭造りの極意を聞きたかったから、黙って従う事にした。
するとテクニシャンおおきづちが教えてくれた。
「草花スコップを持ってれば、色々な草花を採取出来、それらをセンス良く植える事が出来る」との事。

だからダメ夫(テクニックの無いおおきづち)に、その事を伝えると……
「クサバナスコップってなんだ!?」と更なる質問
俺だって知りたいよ。

もう面倒になってきたので、帰ろうと思います。

リュカSIDE END



(メルキド)
ロロンドSIDE

新顔のケッパーを立ててやり、先にリュカを譲ってやった我が輩は、人の上に立つ男である。
そしてケッパーの用事を済ませてきたリュカは、当人へ報告をして我が輩と目がった。
あからさまに嫌そうな顔をしたが、今後の事を考えて見なかった事にしてやろう。

「戻ったなリュカ。おヌシに行ってもらいたい場所があるのだ」
「はぁ? 行くだけで良いのか、なら行ってやる。何処だ、場所は何処だ!」
「い、いや……行くだけではダメだ。行って“石の守り”の造り方を習得してきて欲しい」
「何だよ……パシリかよ」

「パシリではない。ビルダーとして重要な役割を託して居るのだ!」
「知るかアホ。大体何だ“石の守り”ってのは?」
言葉遣いは無礼だが、石の守りに興味を持ったので我が輩はメルキド録に書いてあった事を披露する。



「……つまり何か。おおきづちの里の奥地にある、森林地帯に建っているメルキド城塞シェルターに行ってこいと言うのだな?」
「流石リュカ。我が輩の言いたい事を理解してくれる!」
我が輩は嬉しくなり、リュカの肩を叩いて労ってやる。すると……

「ふざけんなこの野郎! 先刻(さっき)までその場所周辺に居たんだよ、俺は! 何でもっと早くに言わねーんだよ? これからまた行くんじゃ二度手間じゃねーかよ!」
「随分な因縁の付け様だな。ケッパーの用事を行う前に、我が輩もお前に話そうとしたが、我が輩の事を無視して行ってしまっただろ……だから今言う事になったのだ」

「テメーが本読むの遅いから、俺が二度手間被害を被って
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ