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第2部『計画打倒編』
第19話『双・子・共・闘』
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「ウリス、キバ達を襲撃した奴らが返り討ちにあった。どうするつもりだ?」
「決まっているわ。それに、もう手筈は整っているわ。明日、繭が再びライダーにさせた白戸紗良達を狙うわ。」
怪訝な顔を見せる蛮野にウリスは答える。
「そうか。だが我々にもやるべき事があるのでな、明日は付き合えない。」
「別に構わないわ。あの程度ならリメンバが居なくてもなんとかなるわ。」
ウリスは新たに大量のトルーパーを呼び出し、翌日に備えて準備していた。
翌日、紗良達は何も知らないまま通っている学校へ登校する。
「最近はあのダークライダー達も居なくなって平和になったね!」
彩里はテーブルゲーム部のメンバーに話す。
「でも彩里、油断は禁物よ。それに、ウリス達はまた計画を進めたみたいだから、明日るう子さん達と会うことになったの。みんなにも集まって欲しいって。」
「オッケー。ボクも美結も問題ないよ。」
「私も。」
「それじゃあ、明日一緒に行きましょう。」
紗良達は明日の準備をしていた。
一方─
「それにしても、何でふたせは雅との記憶を持っているんだ?」
病欠を取ったふたせは剣崎と話していた。
「多分、特異点になった事で一時的だけど本物の仮面ライダーと同様の事が起きたと思うしか無いんですが。」
「確かに、同じ特異点である雅の存在を、ふたせが覚えていても不思議じゃ無いな。侑斗も同じ事を言っていたし。」
「剣崎さんの方こそ、どうして本物の仮面ライダーの場合は記憶が消えないんですか?」
「俺達の場合、かつて雅に一度世界を救って貰って、その時に一度雅との記憶を失ったけど、その後で雅と出会った事で記憶を失う事が出来なくなったんだ。」
「そうだったんですか。」
「ああ。そろそろ文緒が帰って来るからこの話は止めよう。雅曰わく、存在しない存在が記憶の中に残るのは良くないらしい。」
「解りました。」
二人が話を切ると、丁度文緒が帰って来る。
「ただいま。ふたせ、大丈夫なのかい?」
「うん。文緒の方こそ、ダークライダーに襲われなかった?」
「ああ。それじゃあ、僕達もそろそろ本格的にるう子君達に協力する準備を整えよう。」
「ああ、そうだな。」
文緒の案で三人はるう子達と連携を取る準備を始める。
その頃、ちより達も─
「ちより、そろそろこの戦いから降りよう。」
「はあ?エルドラ、それ本気で言っているの!?」
「本気っすよ。実際、私達の実力じゃあ只の足手まとい。ならいっそ、この戦いから降りる方が私達の為かもしれないっす。」
「ちよりは嫌だからね!ちよりはこの力で勝ち残るって決めたんだもん!」
「それなら、一度一衣さん達と戦いましょう。私達をチームメンバーに入れて貰う為に。」
「分かったよ。エルドラの言うとおりにする!」
ちより達も、新たな決意を決め、準
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