暁 〜小説投稿サイト〜
Tales Of The Abyss 〜Another story〜
#27 謝罪と自己紹介
[4/4]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
良くて羨ましいですねー」

 笑いながら、そう言った。本当に良い笑顔で。

 その言葉を訊いた途端に、2人は顔を真っ赤にさせた。

「んな! 俺たちは別に!」
「そんなんじゃありません!」

 真っ赤にさせたと同時にだった。その姿が面白くて、面白くて。

「ははは! 息もピッタリだね」

 だから、アルもつられて笑った。

「も、もうっ アルっ!」

 ティアが怒ると同時に、今度はミュウが、笑いだした

「ティアさんもご主人様もお顔真っ赤ですの!」

 そう言うともちろんルークは黙っていない。相手がミュウだったら 尚更だった。

「うっせぇーー! ブタザル!!!」

 笑顔で笑っていたミュウだったのだが、一気に落ち込んだのは言うまでも無いだろう。

「ははは! とりあえず ウチの坊ちゃんも元気になって、良かったよ。んじゃあ 改めて自己紹介だ」
「あーもー!! ガイまで!! 何言うんだよ!!」

 ルークはまだご立腹だった。 いや、或いは照れ隠しだろう。

「おいおいルーク…… 自分で自己紹介するって言ったのに、早速名前をばらしてるんじゃねぇって……」

 ガイも苦笑していた。

 もう、暗かった雰囲気は何処にもなかった。




[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ