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少年は魔人になるようです
第107話 役者が出そろって行くようです
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れ、付き合おう。」

「陛下まで!?」


関心したと思ったら底の見えない二人が参戦し、是非も無しに飲み会をする為に闘技場を後に

してしまった。上を見ると客席にいた人達も居なくなっており、僕達だけが取り残された状態。


「えーと、僕達はどうs「オメーラも来るんだよ!」うわぁぁーーー!?」

「男たる者、何時如何なる時も酒を飲めんといかん。」

「っちょぉ!?離せオッサ「我に手を出せばどうなるか分かっておろうな?」汚ねぇえええ!!」

「あ、ね、ネギせんせー!まってくださいー。」


どうしようかと迷っていたら、戻って来たラカンさんとまさかのヘラス陛下に拉致され、他の皆も

なし崩し的に連れていかれ、何故か準備されていたパーティ会場で懇親会の様な物に巻き込まれた。

こういうのも激励会とか言うんだろうか・・・と会場を見渡して、一人いない事に気付く。


「……テオドラさん、どこ行ったんだろう?」


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subSide―――

「と言う感じじゃった!」

「あらそう、まさかって感じねぇ。ごくろうさま。」

「うへへー。」


"墓守人の宮殿"の最上部。歴史書にはゲートポートの分割された起動術式があると記されていた

場所にあるのは、数本の円が重なり、巨大な鳥かごの様になった球体と祭壇。

そこに、先程まで闘技場で起こっていた出来事を嬉しそうに報告するテオドラと、それを聞き、

良く出来た妹の頭を撫でる様にするノワールがいた。


「じゃが、何故愁磨に報告してはならんのだ?旧友の子が居るとなれば喜ぶじゃろうに。」

「だめよ。今は忘れてる体にしているけれど、まだ心の奥にしーっかり刺さってるんだからぁ。

テオだって、流石に号泣されるのは困るでしょう?」

「うぬぬぬ……確かに泣かれるのは困るのう。」


以前であれば自分の中のイメージとあまりにそぐわない、ノワールの言う愁磨像に唸っている所

だったが、最近共に過ごすようになって、実は涙脆い上に心根の弱い人物だと理解したテオドラは

渋々引き下がり、頬を膨らませる。普段自分をレディとして扱う様にと騒いでいる本人に子供っぽい

仕草をされ、ノワールは頬を綻ばせ――球体に映像が映った瞬間、引き締める。


「テオ、残っている中から戦闘型SS級と捜索系S級を三人連れて転移。保護対象は二人。」

「ラジャー!なのじゃ!」


指示されるやいなや、獣人もかくやと言う速さでテオドラは最上階を後にする。

計画が最終段階を迎え、魔力を温存しなければならないツェラメルと愁磨以外がしているのは、

各地で起きる、
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