妖精軍師
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接触」
タッタッタッタッ
「え?やだ・・・ちょっと・・・」
青い天馬のジェニーが近づいてくる足音を聞き、青ざめながら後方を振り向く。
「初代の言った通りだな」
「げぇ!?エルザ!?」
「恐ろしいお方だ」
ジェニーはエルザを発見すると自分では勝てないと素早く判断し、後ろを向いて逃げ出す。
「逃げるが勝ち勝ち〜!!」
わりと綺麗なフォームで走り去るジェニー。しかし、それさえもメイビスの思惑通りである。
「逃げる敵を待機しているシリルが撃破」
「水竜の斬撃!!」
「なんでシリルがぁぁぁ!?」
水の剣と化したシリルの右腕によって簡単にノックアウトされるジェニー。
「よくやった、シリル」
「はい!!」
シリルはその後ろから駆けてきたエルザとハイタッチすると、すぐさま別々の方向へと走り出す。
「ガジルは南方の敵を撃破」
「くっ・・・待ち伏せなんて聞いてないよ・・・」
「悪いな、兄ちゃん」
すでに地面に傷だらけで倒れているイヴ。ガジルは彼を横目で見た後、次なる標的を見据える。
「さぁてと、順番か?同時に来るか?どっちでも構わねぇぜ」
肩をコキコキと回しながらレンとヒビキを挑発するガジル。レンは自分の後ろにいるヒビキを守るように右手を横に伸ばす。
「ヒビキ、お前だけでも逃げろ」
「レン!!」
「こいつは俺が止める!!」
レンは知能派タイプのヒビキではガジルに太刀打ちできないと考え、1対1の勝負を彼に挑む。が!!
「止まるかよ!!」
「ぐはっ!!」
ガジルの鉄竜棍にて一撃で粉砕されてしまった。それを見て婚約者のシェリーは悲しんだとかガッカリしたとか・・・
「妖精の尻尾には僕の古文書の計算を越えるものがいるのか!?」
レンの犠牲を無駄にしないよう、ガジルから必死に離れるヒビキ。だがその彼の向かった先にはこれまたそれを待ち構えているものがいた。
「そういうこった」
「また待ち伏せ!?うわぁぁぁ!!」
「噴水広場に逃げてきた敵をグレイが撃破した後、そのままポイントB−4に直行」
グレイの氷欠泉によって氷漬けにされるヒビキ。グレイはそれを確認するとすぐさま次なる場所へと駆けていく。そして青い天馬のサブリーダーのヒビキとノーマル3人を倒したことにより計6ポイントが追加される。
『おおっと!!ポイント連続奪取でまたもや首位に並んだ!!妖精の尻尾!!』
『すごい勢いカボ!!』
51ポイント獲得したことによ
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