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101番目の舶ィ語
第十五話。妹でも愛さえあれば関係ない……よな?
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ルな妹だけに、こういった柔らかな声を出す『柔らかタイム』はとても貴重でありがたいからだ。

「さて、そろそろここを出ますので兄さんは自分の部屋に戻って下さい」

「ああ。そういえば友達が来てるんだったな」

「ええ。今晩は私も外泊の予定でしたので。今度は自分が付いていくと」

「そうか。まあ、気をつけろよ」

かなめやリサもいる事だし、いざという時は大丈夫だろう。

「ええ。解ってます」

「それじゃ、朝にな」

「はい、また朝に」

俺は理亜の声を聞きながら、新たな勇気を貰った。そういえば、憑依してからずっと。
理亜の声を聞いてから何かの事件に挑んでいた気がする。

「……よし、やるか!」

気合を入れ直した俺は自分の部屋に向かって歩き始めた。

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