新たな旅立ち!
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」
「エイリア学園は世宇子やナイトメアとは桁違いだ。勝ち目ねぇよ」
そんな壁山、風丸、染岡の言葉を聞いて円堂が叫ぶ。
「みんな!!どうしたんだよ!!俺たち今までどんな相手にだって立ち向かって来たじゃないか!!そうでしょ響木監督!またみんなで戦えばどんな相手にだって…!」
響木監督は円堂に目を向けると話した。
「…円堂言っておくが今回、俺はこの旅には同行しない…。お前たちだけで行くんだ」
「えっ?」
理事長も俺たちに向かって話す。
「今回の敵、エイリア学園はあまりにも謎の存在…。その情報をより多く集めるため響木には私の指示で別の調査に出てもらう」
「ええ〜っ!?あんな奴らと戦うのに監督までいなくなっちゃうでやんすか!」
「そ、それじゃ試合では誰の指示に従えばいいんです?」
「最強のチームを集めても監督がいないんじゃ…」
「………」
「情けない、監督がいないと何も出来ないお子様の集まりなの?」
「!?」
俺たちは突然響いた声の主を見つけようと辺りを見渡した。
「理事長…。これが本当に日本一のサッカーチーム何ですか?」
その声の主は長髪で黒髪のクールな感じの女性だった。
「あんた何者なんだ…?」
俺がそう呟くと、女性は自らの長い髪をふわっと払い話す。
「今日から監督を務める、吉良瞳子よ」
「あんたが監督だって…?一体どういうことだ」
瞳子という女性は俺たちの顔を見渡すと、少しため息混じりに話す。
「理事長、本当にこの子たちに地球の未来を託せるんですか?彼らは一度エイリア学園に負けているんですよ」
「なっ何よ…、いきなり失礼ではなくって?」
俺は女性に話す。
「…だから勝つんだ!一度負けたことは次の勝利に繋がって行くんだ!…そうだろ円堂!」
「その通りだぜ雷藤!」
「頼もしいわね。でも随分メンバーが減っているようだけど?」
「え、ええ。何人かはまだ病院にいますから…」
「こんな状態ではキャラバンを出発させる意味がないわ…。そうね。それじゃまずは1チーム分の人数…11人を集めてもらおうかしら」
「えーっと今はチームに9人しかいないから…。いち、にい…」
「あと2人!何処かから見つけてくる必要があるってことですね!」
「でも雷門中はこの状態だし…一体何処に2人も選手がいるっスか?」
「………」
「うっ睨まないで欲しいっス…。なんか俺、変なこと言ったッスか?」
「…情けない。何から何まで世話がいるのね…。土門くんと一之瀬くん。彼らもそろそろ木戸川からこの町に戻ってくるはず早く合流するのね」
「土門と一之瀬のことまで知ってるのか…」
「当然よ。監督す
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