暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは 〜優しき仮面をつけし破壊者〜
StrikerS編
104話:機動六課防衛戦線(中編1)
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並ぶ六人、その中には“オーズ・ガタキリバ”もおり。
そして先程隊舎への攻撃を防いだのは、コブラのような部分がある頭部にカメの甲羅のような盾を持つ腕、“ラインドライブ”がノコギリ状に発達し刃となった脚部。それらを持つ茶色の彼―――“オーズ・ブラカワニコンボ”。
「「「「「「「さぁ、ここからは俺達の
反撃
(
ターン
)
だ!」」」」」」」
壮観な光景に見る者全てが唖然とする中、彼はそれぞれの武器を構え叫ぶ。
隊舎を守った士の、脅威的な反撃が始まる。
一方、その頃。
地上本部にて重役達が集まる一室は、情報が錯綜してしまい未だに室内は慌ただしかった。
そんな中、シスターシャッハを送り出したはやてとカリム。彼女の帰りを待ちつつ、他の人達と情報を共有していた。
しかし―――
「ッ……!!」
「…? はやて…?」
はやての表情が豹変し、動きが止まる。
隣にいたカリムは、彼女の様子が急に変わったことに気づき、声をかける。しかしそんなカリムを他所に、はやての顔色がどんどん悪くなっていく。
「は、はやて…!? 大丈夫!?」
「カリム……」
はやての肩を支え、大きな声で呼びかける。ようやく反応したかのように、カリムを見て…そして―――
「ザフィーラが…ザフィーラがぁ…ッ!!」
それは、終わりを告げる音。
その音がもたらすものは、絶望と……
???“破壊”
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