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ドリトル先生の水族館
第七幕その五
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「あまりくつろげないしね」
「ところが日本だとね」
「違うのよね」
「うん、お水は軟水で質がよくて」
 先生は日本のお水のお話もしました。
「しかも豊富にあってお風呂場とおトイレは別々だから」
「くつろげるし」
「お湯に浸かれる」
「だから余計になんだね」
「先生お風呂が好きになったのね」
「毎日一回、お家に帰ったら」
 それならとも言う先生でした。
「やっぱりお風呂だよ」
「そのお風呂で身体をじっくりと奇麗にするんだね」
 トートーも言います。
「だから先生も清潔なんだね」
「そうだよ、もっとも僕はお風呂を楽しんでるけれどね」
「日本に来て」
「清潔にすることもいいことだけれど」
「それだけじゃなくなったね」
「楽しむことも覚えたんだ」
 お風呂それ自体をというのです。
「お風呂自体もね」
「それでお風呂に入ることもなんだね」
 ガブガブも言います。
「寄生虫をいなくなくするんだね」
「そうだよ」
 その通りというのです、先生はガブガブにもお話します。
「だから動物園ではね」
「皆よくお風呂に入ってるんだね」
「寄生虫はいていいことはないよ」
「僕達にとってね」
「サナダムシや回虫もそうだけれど」
 そうした身体の中にいる虫達も問題ですが。
「蚤や虱もだからね」
「蚤や虱がいたら」
 それこそとです、老馬が言います。
「もう痒くて仕方ないよ」
「それでストレスも感じるね」
「とてもね」
「それでなんだよ、動物園でも気をつけてるんだ」
 寄生虫のことにはというのです。
「水族館でもそうだけれどね」
「そのことも気をつけてるから」
「この水族館や動物園だと」
「皆ストレスを感じていないんだね」
「快適なんだね」
「そう、そうしたことまで気をつけているからだよ」
 まさにとです、先生はオシツオサレツにもお話しました。
「皆ストレスを感じていないんだ」
「広い場所でそこを清潔にして」
「食べるものも気をつけて」
「そして身体も奇麗にする」
「そこまでしてなんだね」
「人間だってそうだね」
 他ならぬ先生もというのです。
「広い場所で適度な運動をしてしっかりしたものを食べて」
「お風呂にも入って」
「そうしていないとストレスが溜まるのね」
「そう、人間もそれはよくないから」 
 そのストレスがというのです。
「人間のことを当てはめて皆のことを考えていかないとね」
「皆がストレスを感じる」
「そうなるんだね」
「だからしっかりとだね」
「気をつけて考えているんだ」
「そういうことだよ、生きものはただそこに置いておくだけじゃ駄目なんだ」
 そうしたことだけでは、というのです。
「ちゃんと気を配って労わらないと駄目なんだ」
「ものとして
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