暁 〜小説投稿サイト〜
FAIRY TAIL〜水の滅竜魔導士〜
ドキドキ・リュウゼツランド 後編
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「それぇ!!」
「きゃっ!!」

さっきのスライダーから借りパクしてきたバナナボート(ついでにもう1つ借りてきました)にウェンディとシェリア、ソフィアと俺というベアで跨がり水の掛け合いっこをしている。

「楽しいね!!シェリア、ソフィア」
「そうそう!!その調子」
「やっと慣れてきたみたいだね!」

髪についた水滴を払いながらシェリアとソフィアにそう言うウェンディ。それに対しシェリアが笑みを浮かべながらそう言う。

「へ?」
「「こ・と・ば!!」」

そう、ウェンディはこの4人で遊んでいる時敬語やさん付けで呼ぶことがあった。普段から敬語にさん付けのウェンディに取ってはそれは当たり前のことなんだけど今は友達同士のお遊びタイム。堅苦しいのはなしでいこうっということで言葉遣いに色々と気を配っていたりする。

「お?楽しそうだね」

俺たちが水遊びしていると水族館に行っていたレオンが戻ってくる。なぜか1人で。

「あれ?ラウルはどうしたの?」
「一緒に水族館にいったんだよね?」

シェリアとソフィアがそう質問するとレオンは親指を立てて後ろを指差す。
俺たちがレオンの後方を見るとそこには巨大化してセシリーとシャルルを抱えるリリーとハッピーを抱えているラウルがいてこちらに向かって歩いてくる。
リリーに抱えられているシャルルとセシリーは少し怒っているように見えるけど・・・どうしたんだ?

「どうしたの?シャルル」
「何かあったのか?セシリー」

ウェンディと俺がシャルルたちに質問する。

「女子としてあるまじき辱しめにあったのよ」
「さすがの僕もあれは勘弁してほしいよ〜」
「「??」」

シャルルは怒りやすいからまだ何となく何かあったのはわかるけどセシリーまで怒っているのは珍しい。あいつはのんびり屋だからあまり怒るということをしない。それが怒ってるんだからよほど嫌なことでもあったんだろうけど、何があったか検討もつかない俺とウェンディは顔を見合わせる。

「ごめんねシャルル・・・セシリー・・・オイラのお腹の虫のせいで・・・」
「あのねぇ・・・」
「そういう問題じゃないんだけど・・・」

ラウルの腕の中で涙ながらに謝罪するハッピー。だけど少しおかしな謝り方だったためにシャルルとセシリーは完全に呆れてしまっている。

「いや、俺が修行不足だった。あんな魚ごときに、なんたる屈辱!!ぬおおおおおおおおお!!」

リリーは何がそんなに悔しかったのかいきなり大声で叫び出す。その目にはうっすらと涙が浮かんでいる。

「えぇ?でも見てる側としては最高に面白かったよ(笑)」
「そういう問題じゃないから!!」

他のエクシードたちとは違って笑顔になっているラウル。それに対しシャルルが怒鳴ってい
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