暁 〜小説投稿サイト〜
ウルトラマンゼロ 〜絆と零の使い魔〜
結集-コンセントレイション- part3/結集!3大ウルトラマン
[1/7]

[8]前話 [1] 最後 [2]次話
その頃、アンリエッタはなんとか王都中から集めてきたメイジを引き連れ、タルブ領へとたどり着いた。とはいえ、国力低下傾向なうえに、ディノゾール襲撃のダメージも完全に回復したわけではない。急ぎでここまで来たので兵力も十分ではなかった。あくまでアンリエッタが引き連れていたのは先遣隊のようなものだ。この時の彼女はドレス姿ではなく、きちんとした兵装を身に着けていた。
レキシントン号は、かつての面影が薄れていた。宇宙金属で強化されたことで外見が変化していた。しかも地上には怪獣が暴れまわっていた。やはり噂通りだったようだ。レコンキスタが怪獣を操り、王党派を圧倒していたというのは。
遠くに見えるタルブ村からは火の手を挙げていて酷い有様だ。もっと早くここに来れば被害は今以上に抑えられたはずなのに…。
しかし不思議だったのは、あの銀色の流星のような竜。一体あれはなんなのだろう。アンリエッタをはじめとしたトリステイン軍は不思議なものを見る目で、銀色の流星…ウルトラホーク3号を見上げていた。
「姫!思わず興味を抱き、見てしまいたくなるお気持ちはあるでしょうが、今はタルブの民を!」
よこからマザリーニの声が聞こえ、アンリエッタは我に返る。マザリーニに頷いて見せると、彼女は杖を掲げ自軍の兵たちに向けて叫ぶ。
「全軍、タルブ村に急行!村の住人の救出を急ぎなさい!!」



エボルトラスターに埋め込まれたクリスタルが、点滅し始めていた。自室に戻ってそれを確認したシュウは、それを手に取って点滅する輝きをじっと見つめてみる。力があるのに、それを誰のためにも用いずにいること。それは許し難いことだ。このまま、タルブがレコンキスタや怪獣の餌食となっていくのはよしとできない。だが、その思いにかこつけて入り込む敵もきっといるだろう。
(…またファウストが現れる)
もし、奴が作り出す『闇』に飲まれたら…。
「…いや…」
首を横に振った。一寸先の未来が如何なるものあっても、自分には立ち止まることは許されない。村のことは、この日はマチルダさんがいるからきっと大丈夫だろう。懐にしまって居間から外に出た。マチルダは現在子供たちの遊び相手になっていたため、子供たちはシュウの狙いについて気づかない。誰にも悟られないよう、彼は村を出た。
「シュウ、ちょっと…」
ティファニアはシュウにちょっとした手伝いを頼もうと、彼が使っている部屋を訪ねてきた。だが、この時すでに彼はテファとは入れ違う形で、村を後にしていた。
また、彼がどこかにいなくなった。テファは、不快感さえ覚えた。マチルダも、シュウも…まだ、何か自分に隠し事をしている。恐らく、自分に迷惑をかけまいとするために口を閉ざしているのだ。だが、それが今ではもどかしい。まるで、自分だけ仲間外れにされたような気がする。嫌なことは無理に明かさなくて
[8]前話 [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ