暁 〜小説投稿サイト〜
サクラ大戦7人目の隊員
暴走と少女の気持ち
[3/3]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
る前に大神に聞きたいことがある」

「お前この場にいる者達で気になる奴はいるのか?」

「羅刹お前までそんな質問をするのか?」


「俺が気になる人物は・・・真宮寺直哉君だ」


「「「「「え、」」」」」

「おい、大神一郎そいつは男だろ?本当にいいのか?」


「ああ」

「承知した。本当あんな奴が、隊長で大丈夫かよ」


羅刹は召還魔法を使いながらそんなことを考えていた。


そして今に至る。


「直哉お前も大変だな。よし、気が変わった、俺がお前のお姉ちゃんが来るまで、守ってやる」

「ホントありがとう羅刹兄ちゃん」

直哉と羅刹の会話を聞いた、大神以外の隊員は、本当に直哉君が隊長をすれば、敵も改心して、被害も最小限に出来るのではと思い始めていた。

「くそーー直哉君を返せーー」

「誰が貴様にわたすか」


羅刹と大神の戦いは、熾烈な戦いだった。


そして、戦いが動いたのは、さくらとアイリスが到着し、羅刹は直哉を姉のさくらにわたす為、双武改に近づく。


「さくら君はやらせないぞ。狼虎滅却快刀乱麻」


大神が放った必殺技は、何と、うん悪く、羅刹の機体から、双武改に乗り込む途中の直哉に、直撃のだった。


「いやあああ。直哉くん」

さくらは悲鳴をあげるが、何と羅刹が直哉の盾になった。

「やったぞ皆」


と大神は羅刹を倒した事を喜んでいた。

「何で僕、羅刹お兄ちゃんの敵なのにどうして助けてくれたの?」

「さあ、何でだろうな俺にもわからんが、直哉お前も、男なんだから好きな人くらい守れる男になれよ」

うん約束するよ」

そして羅刹は自分の魔装機兵と共に爆発した。


「あれ、おかしいなあ何で涙が出てるんだろう」


その時さくらが直哉を優しく抱きしめた。

「直哉くん無理しなくていいからね」


「さくらお姉ちゃん・・・うん」


そして直哉はさくらの胸の中で、暫し泣いたのだった。


その後勝利の・ポーズはしたのだが、なんとも苦い勝利となった。


[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ