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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第4話 怒れイッセー!エクソシストとの戦い 
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のか、と思ったがミルたんは知らないようだし…まさか生身で異世界を渡れるのか…?まさかな、だがミルたんなら難なく出来てしまいそうだ。


「そうかにょ、残念だにょ…ミルたんも早く魔女っ子になって魔法の力で悪者を退治したいにょ」
「まあ気長に行こうぜ、思い立ったら吉日、その日以降は全て凶日ってな、自分で決めたんだろ?俺も力になるからさ」
「ドラゴンさん…ありがとうだにょ、そうだにょ、ミルたんは絶対に魔法少女になるんだにょ!」


 ミルたんは力強く腕を突き上げる。因みにミルたんが俺をドラゴンさんと呼ぶのはドライグの事を知っているからだ。普通なら怖がるのにミルたんは逆に羨ましがってたな。


「そろそろいい時間だし帰るか」
「ドラゴンさん、実はあの魔女っ子アニメの最新刊ブルーレイが手に入ったにょ、家で見ていかないかにょ?」
「お、それは是非見たいな。美味いツマミを作るから酒でも買っていこうかな?」
「あ、お酒は20歳からだにょ!悪い事はしちゃ駄目だにょ!」
「ははは…ミルたんには適わないな」
「魔法少女は良い子の見本だにょ、これ位当たり前だにょ」


 そんな冗談を言いあいながら俺たちはジュースを買ってミルたんの家に向かった。



ーーーーーーーーー

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ーーー 



「じゃあなミルたん、アニメ楽しかったぜ」
「それは良かったにょ、また来てほしいにょ」


 アニメを見終わった俺はミルたんに礼を言って帰路に付いていた。うわ、もう22時過ぎじゃんか…腹減ったな、明日は土曜日だから学園は休みだ、何か食っていこうかな…


 そんな事を考えながら歩いていたが…俺はふいに足を止めた。


『…ん、どうしたんだ相棒?』


 ドライグが離しかけてくる。


「…ドライグ、血の匂いがする、それもちょっとじゃねえ…かなりの量だ」
『…なんだと、こんな住宅街でか?』


 俺の問いにドライグは疑問そうに話す、俺の嗅覚は常人の一万倍、警察犬すら凌ぐほど特化している、だからほんの僅かな匂いも嗅ぎ分ける事が出来るんだ。


「間違いない、この強い鉄の匂い…これは赤血球に含まれているヘモグロビンから分泌されるものだ…あの家から匂う」


 少し離れた先にある一軒の家、そこから血の匂いが漂っていた…


「まさか殺人事件でも起きたのか…?」
『おい、まさか様子を見に行くつもりか?』
「こんな近所で殺人事件でも起きたら怖くて夜も歩けねえよ」
『どの口が言うんだ…仮に殺人でも普通は警察というのを呼ぶものじゃないか?』
「まあな、でも何でか分からないが嫌な予感がするんだ」
『それは美食屋の感か?」
「ああ、そうだ」


 俺はその家に近づく、
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