暁 〜小説投稿サイト〜
機動戦士ガンダムSEED PHOENIX
PHASE-03 予兆の砲火
[2/8]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
ステージ異常なし」

「索敵急いで。インパルス、ザクの位置は?」

「インディゴ53、マーク22ブラボーに、不明艦1。距離、150」

「緒元をデータベースに登録。以降、対象を”ボギーワン”とする!」

「同157、マーク80アルファにインパルスとザク、交戦中の模様!」

「呼び出せる?」

「ダメです!電波障害が激しく、通信不能」

「敵の数は!?」

「一機です!でも、これは…モビルアーマーです!」

「…ボギーワンを討つ!ブリッジ遮蔽!進路、インディゴデルタ、加速20%。信号弾およびアンチビーム爆雷発射用意!」

ミネルバが戦闘態勢に入り、艦の急所であるブリッジが格納されていく。

「…時間だ。”フェニックス”、出るぞ」

そしてその様子をはるか後方から眺める二つの影が、そこにはあった。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
「ランチャー8、ナイトハルト、一番から四番装填!トリスタン、一番二番、イゾルデ起動!照準、ボギーワン!」

「…彼らを回収するのが先じゃないのか?艦長」

「そうですよ。だから母艦を撃つんです。敵を引き離すのが一番早いですから。この場合は」

ガーティ・ルーブリッジ
「戦艦と思しき熱源接近!」

ブリッジの正面モニターにはミネルバが映し出される。

「例の新型艦か…面舵15、加速30%、イーゲルシュテルン起動!…エグザスは!?」
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
そのころ、エグザスはザク、インパルスの二機と交戦を続けていた。

ガンバレルのビームを着実に避け、ガンバレルを撃ち落としていくザク。

「欲張り過ぎは、元も子もなくすか…」

そうつぶやくと、ネオは残りのガンバレルを引き連れて母艦へと撤退していく。

同時に、ミネルバから帰還を知らせる信号弾が放たれる。

「ミネルバ!?…帰還信号!?なんで…」

「命令だ」
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
「ナイトハルト、撃てーっ!」

ミネルバから大型対艦ミサイルが6発放たれる。

「回避ーっ!」

ガーティ・ルーは回避運動を取りながら、イーゲルシュテルンですべてのミサイルを撃ち落とした。

「エンジンを狙って!足を止めるのよ!」

ミネルバからなおも砲撃が続くが、紙一重でそれらをかわしていく。

そうしているうちに、エグザスが着艦した。

「撤収するぞ!リー!」

着艦してすぐネオがそう叫ぶと、ガーティ・ルーはエンジンを全開にし、ミネルバから離れていった。

「ボギーワン、離脱します!」

「インパルスとザクは!?」

「帰投、収容中です!」

「急がせて!このまま一気にボギーワンを叩き
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ