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混沌の魔術師と天空の巫女
第7章 大魔闘演武編
剣咬の虎
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気をつかわれている!?)」

「ねえ。ジュビアが凄い目でこっち見てるよ・・・。」

そこは・・・あえて無視しておこう・・・・・・。

「ギルダーツなら、マスター・・・・・・いや、マカロフさんと呼ぶべきか・・・?」

「マスターでいいんじゃない?」

エルザさんの言葉にルーシィさんがそう言う。

「マスターと()妖精の尻尾(フェアリーテイル)へ行ったぞ。」

「よーし!!じゃ・・・今のうちに仕事行っちまうか。」

エルザさんの言葉を聞いて、カナさんは持っている酒の入ったたるを持ち、仕事へ行った。

「ギルダーツのカナへのデレっぷりったらすごいもんね。」

「(ハッピーは、シャルルへのデレっぷりも同じようなものだがな。)」

ハッピーの言葉に俺は心の中でそう思う。

「あれでギルド最強っていうんだから・・・・・・変わったギルドよ。」

「確かにー!!」

シャルルとミントがそう言う。

「そう言えば、シャンディーはどうしたんだ?」

俺はシャンディーがいない事に気づく。

「シャンディーなら仕事に行ったわ。」

そう言ってきたのはミラさんだった。

「1人で?何の仕事をですか?」

「確か、町の大掃除だったはずよ?」

「大掃除?」

「ええ。人手が足りなって、依頼があったの。
 シャンディー、初仕事それにしたの。」

「掃除か・・・・・・大丈夫なのか?」

何か少し心配。シャンディーの性格上大丈夫かどうかで・・・。

「・・・ん!?」

俺はわずかにだが、強力な魔力を少し感知した。

「どうしたの、お兄ちゃん?」

「いや・・・ちょっと外行く。」

俺はウェンディにそう言って、外に出た。

「あっちか・・・?」

俺は魔力を感じた方を見る。

「まさかな・・・。」

俺は、その魔力を感じた場所が、いまマスターとギルダーツさんが行った、
妖精の尻尾(フェアリーテイル)の方からだった。
でも、深入りはしない事にした。

「(俺の魔力感知・・・・・・かなり上がったな・・・。)」

俺は心の中でそう思うのだった。




























一方、シャンディーは・・・


「この街を掃除すればいいの?」

「そうだ。しっかりやるんだぞ。」

シャンディーはマグノリアで依頼人の老人にそう言われた。

「任せてよ!!水で洗えばいいでしょ?」

シャンディーはそう言い、水を出そうとした。

「アホか!!!洗剤とかが必要だろうが!!!」

「うわあっ!!!!」

老人の大声に驚くシャンディー。


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