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【ONEPIECE】捨てられた人魚は恋をする【七武海×海賊】
王女と皇帝、その仲は7
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前ら、しくじんじゃねえぞ」


ゾロ「あたりめェーだ」


ナミ「…ええ」


顔を隠すように私以外の全員が白いマントを羽織っていた


ビビ「リアさん、本当ごめんなさい…」


リオ「だからいいってば」


本当は私も白いマントを着る予定だったんだけど


今着ているマントの方がいいと言ったら


クソ剣士に「コイツはこの中の誰よりも強い、


強敵をコイツに差し向ければいい」


とか言って来てくれたおかげでまじで水死させようとしたけど


ビビを助ける為ならと思って我慢した


まあ、コックが一発クソ剣士の顔面に蹴りを入れてくれたから私も気が済んだんだけど。


しかも終いには「他とは違って黒だからビビだと分かって殺しに来てくれるといいな」


とか言って来たから本気で後で水牢に閉じ込めて殺そうと思ってる


リオ「!ビビ、行くよ」


ビビ「ええ」


向こうから何かが飛んできた瞬間、


私とビビだけ別の場所へと瞬間移動をすると


さすがはアルバーナ最速のカルガモ部隊、


飛んできた何かが爆発寸前ですぐに避けると作戦通りに


南へ、西へ、南西へと


全員で四人と二匹が抜けた


ビビ「……」


中央ゲートに集まっていた敵の幹部共たちがいなくなったのだけが分かると


ビビが手を合わせて心の中で何かを言っていた


リオ「そんな顔しないの。


アイツらを信じなよ」


ビビ「……ええ」


リオ「それからアイツらは死なないと思うけど、


絶対に誰も死なないなんて馬鹿な考えは捨てた方がいいよ」


ビビ「っ…」


リオ「ここは戦場、例え反乱軍と国王軍が和解しあったとしてもここにはもう一つ強敵がいるの。


クロコダイルが仲良子良しお手てを繋いで


皆が楽しんでるとこを見るのが好きだとか思ってる訳じゃないよね?」


ビビ「そんな事…!」


リオ「ならいい。けどよく覚えといて。


国王軍にも反乱軍にも少なからずどっちにも一人はバロックワークスの社員がいる」


ビビ「!」


リオ「敵と味方をはき違えないで」


ビビ「……ええ、肝に銘じておくわ」


リオ「ならいい……ビビ」


ビビ「?」


リオ「絶対に、止めて」


ビビ「!………ええ、止めて見せるわ。


クロコダイルの思い通りになんてさせない」


大丈夫、ビビなら出来る


この国の事をどれだけ大事に思ってるのか、


一緒にいてすっごく分かった。


ビビ「ねえ、リアさん」

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