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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epico25リンドヴルム迎撃班〜The Temporary Extra Unit〜
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†††Sideなのは†††

ルシル君が意識不明の重体に陥ってから1週間ちょっと。ルシル君をそんな目に遭わせたのは、私とアリサちゃんとすずかちゃん共通の知り合いだったシュヴァリエルさんだった。喫茶・翠屋によくケーキを食べに来てくれてたレーゼフェアさん。そのお代をいつも払わされていたシュヴァリエルさん。みんな笑顔だったのに・・・。

「(レーゼフェアさんはジュエルシードを輸送してた艦を襲撃して、シュヴァリエルさんはリンドヴルムとして・・・ルシル君を・・・)はぁ・・・」

溜息が出る。やっぱりショックだよ。だって2人とも優しい人だったんだもん。お話は面白いし、陽気な人だったし。だから今でも悪い人だなんて思いたくない。けど、管理局員として止めないといけない。

「そういやさ、今日、あたし達が呼ばれたのってどういう理由?」

「リンドヴルムが狙って来てた男の子が目を覚ましたって」

無期限休暇を言い渡されてた私たちチーム海鳴は、リンディさんとクロノ君から呼び出しを受けて本局・医務局へとやって来た。元々、ルシル君のお見舞いのために本局に来るつもりだったから何も問題ないし、男の子から事情も聞いておきたい。
そうして辿り着いた医務局内にある個人病室へ辿り着くと、「イリス・ド・シャルロッテ・フライハイトです」シャルちゃんがノックした。すると「どうぞ」リンディさんから返事が来た。プシュッと引き戸がスライド。特別な個室みたいでかなり広く、私たちがみんなは入っても余裕がある。

「あ、はやてちゃん、ヴィータちゃん達も・・・」

リンディさんにクロノ君にエイミィさん、それにはやてちゃんたち八神家のみんながすでに揃ってた。そしてベッドの上ではあの黒髪の男の子が上半身を起こしてて、「あ!・・・ぅ・・・すず・・・か・・・あ!」表情を輝かせた。きらきら輝く黄金の瞳が向いてるのは「え、私・・・?」すずかちゃんだった。

「ぅあ・・・あ、すず・・・か・・・あ・・・!」

男の子が精いっぱいすずかちゃんに向かって手を伸ばす。フェイトちゃんが「あの、この子、言葉が・・・」って誰にとも言わずに漏らした。すずかちゃんが「でも、私、この子がちゃんと喋ってるのを聞きました」って答える。

「たぶんリンドヴルムから逃げる際の襲撃で言語能力、それに・・・記憶を失ってしまったみたいなの。目を覚ます今日までずっとうなされていたし。とても辛い目に遭ったんだと思う」

シャマル先生から伝えられた悲しい話。それに、男の子は私たち――というよりはすずかちゃんが来るまで塞ぎこんでたって。記憶が無くても怖い出来事だけは憶えてる。それがどんなに辛いものか・・・。フェイトちゃんが「でも、どうしてそこまですずかに懐くんだろう?」って話を切り変えるべく、すずかちゃんの手に触れて笑顔を
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