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混沌の魔術師と天空の巫女
第6章 無限時計編
コージを追え!
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んなウェンディ、初めて見たぜ・・・・・・。」

ウェンディの行動にルーシィとグレイはそう言う。

「すみませーん!!!!」

「はい?」

近くにいた駅員に声をかけるウェンディ。

「すまないが、このぐらいの身長の白銀少年・・・・・・いや、少女は見なかったか?」

エルザはコージの性別は男であるが、
見た目からして女と間違えている可能性があるため、あえて言い直した。

「あー・・・確か10分ぐらい前に見ましたねぇ。何か暗いようでしたが・・・」

「クリスタリアレイという町に行きたい。その行の列車はいつ来る?」

「確か・・・1時間ぐらいですかな、この列車あんまり人は来ませんから・・・。」

「そんな・・・・・・。」

「・・・・・・そうか・・・すまない。」

「いえいえ・・・ではこれで。」

駅員は一礼をし、その場から去った。

「戻るぞ。あの魔道四輪で行く。」

「はい!」

エルザの言葉にウェンディは返事をする。

「戻って来たぞ。」

エルザとウェンディが戻ってきた事にグレイは気づく。

「また移動する。今度は私がやろう。」

エルザはそう言う。

「ま・・・またなのか・・・勘弁してくれ・・・・・・・・・。」

ナツは今にも泣きそうに弱音を言った。

「早く行きますよ!!!!」

ウェンディはそう言い、ナツを引っ張る。

「やっぱり今日のウェンディは違う・・・!」

「コージもコージだけど、ウェンディもウェンディねえ・・・
 2人共、ある意味似ているわね・・・・・・。」

ウェンディの行動を見てミントとシャルルはそう言う。

「みんな乗りました!」

「行くぞ!!!!」

ウェンディの声にエルザはそう言い、魔道四輪は走り出す。
目的地は、クリスタリアレイである。












































一方、コージは・・・


「あそこが・・・・・・(いにしえ)の水遺跡・・・。」

俺の目の前には、湖の真ん中ぐらいに遺跡があり、
その遺跡には、穴から水が滝のように流れていた。
俺は木の丸太2本で作ったイカダに乗っている。
ここに来る途中、クリスタリアレイの町で情報は知っている。

「行くぜ・・・・・・!!!」

俺はそのまま真っ直ぐに進み、遺跡の中に入って行った。
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